25年ぶりの同窓会

25年ぶりに大学の同窓会へ行ってきました。
京都の大学を卒業したので、場所は京都。

10年前から毎年お誘いのメールはあったのですが、数時間のために京都まで行く気力もなく、不義理を重ねていました。

ところが、今年は卒業25周年、お世話になった三人の先生が傘寿、古希、還暦というタイミングもあり、日帰りで行くことにしました。

まともにチケットを取ると金がかかりすぎるので、京都日帰りパック旅行を探して往復新幹線に3000円分のクーポンがついて20,800円というのを申し込みました。

ただし、朝夕、指定された10の新幹線(行き5、帰り5)から選ぶことになります。

というわけで最も朝遅いのを選びます。それでも新横浜7時22分発。

到着は9時半です。朝早すぎて、店はほとんど開いていません。

地下鉄烏丸線で御池まで行き、東西線に乗り換えて京阪三条まで。
京都在住のころ、東西線はまだ工事すらしてませんでした。

京阪三条で地上に出て、三条大橋を渡って、河原町通りを超え、新京極へ。

当然のことながらまるで店が変わっていて、自分がどこにいるのかわからないほど。
映画館はきれいになってました。マックはなくなってました。

四条まで下って四条河原町へ。阪急百貨店が閉店したというニュースは見てましたが、ランドマークだった阪急が丸井に変わってるのを見て諸行無常を感じます。

ここからバスに乗って、大学方面へ。
三連休の中日なので観光客がたくさん。

大学入口にあるバス停で降り、会場へ。
学生時代にコンパでよく使った場所だそうです。私は覚えがありませんでしたが(笑)

集まったのは19人。

わざわざ大分や千葉からも来た人がいました。

そろそろ子育てが終わった人も出てきており、女性陣ではいろんな資格を取得して仕事に生かしている人も。中国文学専攻だったので、中国語を生かして駐在していた友人もいました。

いわく、

・日本は空気がうまい
・庶民には反日なんてほとんどない

とのこと。

ただし、仕事関係はなかなか難しくなっているそうです。

2時間半の宴会が終わり、近くの喫茶店での2次会に行くみんなと別れて、私は京都駅へ。
新幹線の時間は17時5分だったのですが、出席してしまうと帰りづらくなると思って、帰ることにしました。

再び大学入口からちょうど出発しそうだったバスに乗ります。
ただ、京都駅までは時間がかかるので、二条城前で降り、地下鉄で京都駅まで行くことにしました。

駅に着いて、指定の店で3000円のクーポンを使います。生八つ橋、京都限定妖怪ウォッチのキーホルダー、そして西陣織の札入れ。これで3,088円でした。

すべてを終えると。出発まであと30分。待合室でゆっくり休憩。

朝5時半おきだったため、ずっと頭の芯が寝てるような感じで、あまり酒も飲めなかったのですが、帰りの新幹線の中でも疲れすぎて眠れず、2時間後の19時4分に新横浜到着後、すぐにココイチへ。

とりあえずお腹は満たしました。帰宅したのは20時過ぎ。

あまりにも疲れすぎてたので、風呂にも入らず、酒も飲まずで、そのままふとんへ。
でも、疲れすぎて眠れません。目が冴えてしまっています。

結局、24時近くまで眠れませんでした。


大阪帰省6日め

最終日。
朝9時半に朝食。昨日の鍋のだし汁を一晩寝かせてつくったおじや。
雑炊ともいうけれど、地域によって、いろいろ違いがあって明確に定義できないんだとか。

娘は「もうすぐバイバイ」なのがいやなので、その手の話題を振ると怒りだすようになってるので、いつもと同じように。

結局、予定より15分押しの11時に家を出て、千日前へ。

スマホで見つけた「金久右衛門」(キングエモン)という醤油ラーメン専門店へ。
いろんな番組は雑誌で優勝しているお店だそうです。

http://www.king-emon.jp/

食の都と呼ばれる大阪だけども、ラーメンだけは「ご当地ラーメン」というべきものがありません。まあ、うどんやタコ焼きの力が大きすぎるというか。

さて、近鉄日本橋で降りてなんばウォークを30年ぶりくらいに歩き、千日前を北上してお店に到着。有名店の「金龍」の至近にありました。

私はこの店の標準という「紅醤油」を、奥さんはこってり系の「大阪ブラック」を。

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私が食べたのは普通の醤油ラーメンでした。おいしいですけど、そんなに突出してうまいのかと聞かれたら「普通においしい」というくらいかなあ。
奥さんのほうの「大阪ブラック」の感想は「おいしいけど、麺が太すぎる」とのこと。麺は細麺と太麺が選べます。私のほうは細麺を選びました。

さて、食べてるときにスマホに号外ニュース。「東海道新幹線が運転再開」。

「運転再開?」

ということは今まで止まってたの?

実はこの日は起きてからテレビを見ておらず、スマホでのニュースチェックをする暇もなく、この時点で初めてニュースを見てみたら、朝早くから昼前までがっつり全線ほぼ運転中止してるじゃないですか。

これはヤバい。

人でものすごい混雑の道頓堀をかきわけ、娘にディープな大阪の雰囲気を味あわせつつ、難波駅に到着。御堂筋線に乗って新大阪へ。

そしたら改札前はこの状況。

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14時ちょうど出発の「のぞみ26号」に予定だったのですが、表示されているのは3ケタの新幹線ばかり。状況がよくわからないまましばらく発車はないだろうと、奥さんはお土産の追加の買い出し。会社の同僚に「大阪にそんなに何度も行ってて食べてないなんて信じられない」と言われていた「551の蓬莱」を。

そのとき娘にはiPhoneを渡して遊ばせておき、私は自分のiPhoneで情報収集していたのですが、横に居た30代くらいの夫婦の旦那のほうから「お子さんがスマホで写真撮ったみたいなので消してもらえますか」と言われ、確認すると確かに「漫画カメラ」で撮影したあとが。気の強そうな奥さんが「消してもらえますか」とたたみかけると、他人にしかられたことのない娘は泣きだしたのですが、「○○が悪いんでしょ。他の人に勝手に写真撮られたらどう思う?」と注意しつつ、写真を消そうとするものの、このアプリは昔少ししか触ったことがなくていろいろいじっているうちによくわからなくなってしまい、そのうち注意してきて夫婦もいなくなり。(結局、保存はしておらずアプリを終了した段階で消えてたようです)

そしたら、買い出しにいってた奥さんが「どうして電話に出ないの」とハン切れで戻ってきて、いやいやそれどころではなかったと説明。

とりあえずトイレに行きそびれた奥さんは再びトイレ。私もかなりあとに行きましたが女子トイレは50人並んでました。

さて、私は改札口前の柱の下に座り込み、泣き疲れて寝てしまった娘を抱っこしてたら、すぐ横でNHKニュースの生中継が始まりましたよ。

原稿はノートにあり、段落ごとにポストイットのような紙に書かれていて、内容を取捨選択することで尺に合わせているようで、何度かリハーサルをしていました。

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リハーサルをしている様子をビデオカメラで撮影する私。文句は言わせません(笑)

様子を見に行ったときに、我々の乗る「のぞみ26号」が運転休止リストに入っていないことは確認したのですが、では、この列車がいつ新大阪から発車するのかまるでわかりません。

次に奥さんが簡易時刻表を持ってきてくれました。
それによると「のぞみ26号」は博多発であることがわかりました。だから休止にしなかったのでしょう。
そして、twitterで奥さんが見つけ出した「のぞみ26号」乗客のツイートの書き込みから、どうも17時ころに到着しそうだということもわかってきました。あと2時間あります。

そこで、タリーズへ移動。一回目は満席であきらめ、マックも満席でどうしようかと歩いてたところ、2度目の訪店でソファ席に空きが見つかり、そこで待つことにしました。
30分ごとくらいに様子を見にいきます。

私はラップトップPCで帰省日記を書いたり、iPhoneのゲームで時間をつぶしており、意外につかれもなく。あまりないことに遭遇したので、逆に楽しむくらいの勢いで過ごしてました。

16時半ころに行先掲示板の一番下に「のぞみ26号」の表示が出たため、店を引き払い、お腹が減ったという娘のためにマックのテイクアウトを買ってから改札へ。

ホームへ上がると14時発の「のぞみ26号」の表示が。左側の時計に注目です。

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N700系の列車に乗り込むと指定席はガラガラ。
それでも新大阪でかなり乗り込みました。
新大阪発の臨時のぞみが出ていたので、指定席を買ってなかった人は最初から臨時に乗ったのかもしれませんし、本来この列車に乗る予定だった人も早めに発車する臨時便に乗り換えたのかもしれません。

さて、3時間遅れで到着した列車は、途中駅で信号待ちで止まったりしてましたが、スピード自体はいつもと変わりなく走っており、3時間20分遅れの19時30分ころに新横浜に到着しました。
特急料金は2時間以上遅れると全額払い戻しなので、1万円戻ってきます。

ところが窓口は当然長蛇の列。すると、「明日行こう1年間、全国のJR駅で払い戻ししますよ」と、検印を押してくれたので、家路を選びました。

途中、買い物していたら結局自宅到着は21時前。くたくた。

でも、得難い経験だと思うことにします。