タイ旅行3日め。

速く寝たおかげで朝6時に目が覚めてもすっきり。朝7時からホテルのレストランが開くので、それまでダラダラと二度寝。

 ホテルの朝食はどこでもやっているバイキング形式。たまご料理はおそらくオーダーしたら作ってくれるのだろうけど、目玉焼きが大量にあったので、ひとまずそれで。

 おかゆ、シリアル、パン、サラダ、ソーセージなど一通りはそろっていた。

 天気は曇りだが、娘がプールに行きたいというのでプールで遊ぶ。
 途中で軽く雨。どのみち濡れているから気にしないが、気温もやや低めだし、寒くなってきたので撤収。風呂のあと、散歩がてらに桟橋方面へ。途中の「Lemon Resto」という食堂で昼食。カルボナーラを食べる。
 以前、サムイでタイラーメンを食べて激しい下痢をして以来、タイ食は食べないことにしている。
 ピピ島は「THE BEACH」の影響か、欧米人が多い。ロシア語、ドイツ語、フランス語、もちろん英語も聞こえてくる。中国人の滞在客は少ないけれど、彼らはプーケットやクラビからの1 Day Tripで大挙襲来しているのを確認した。
昨晩、大きなレストランがガラガラで「やっぱ国王崩御の影響かな」と思っていたけれど、なんのことはない、昼間の中国人客の昼食場所がここピピ島だったのだった。
 しかし、そういえば、この旅行中でまだ、韓国人には会っていない。国力と景気が現れているなあと思った。
 昼ご飯のあと部屋に戻って休んでいると、雨がひどくなり、結局のところ日中はほぼ雨。大人は午睡。娘はホテルに住み着いている猫のスケッチをずっとしていた。
 娘になついたのか、我々のコテージのベランダで昼寝をしている。
「ニーヤ」と名付けたその猫を、ずっとスケッチしていた。
 国王崩御に哀悼の意を表すため、ホテルのスタッフは全員黒い服。
 タイは仏教国だが、南部はムスリムが多いようで、ここピピ島には立派なモスクもあれば、ムスリム墓地もあった。
 夕方、雨が上がり散歩と買い出し。桟橋まで行ってから北上する。このピピ島はもともとあった二つの島が砂州でつながったH型をしている。真ん中の横棒の南側が、我々のいるトンサイベイ、北側がロダーラムベイという。この砂州の部分に観光客向けの店やホテルが密集しているのだが、スマトラ大地震で北から襲った津波がこの砂州に押し寄せて、完全に壊滅してしまった。津波が襲来したロダーラム湾へ行く。
 トンサイベイよりは田舎ふうの景色で、あちこちで建設中の建物がある。ここももう少ししたらきれいなホテルができるのだろう。
 いったんホテルに戻ったあと、朝出していた洗濯物を受け取り、再び外出。
気になっていた食堂で「マーボー豆腐」を頼んだら、ものすこいものが出てきて、しかも辛い。。。がんばって食べたけれど。
 ピピは女性の一人旅や二人旅が多い気がする。
 いったん部屋に戻ってお腹が落ち着いたころに、私はタイマッサへ。
前日はホテル併設のところに行ったが、今夜は目をつけていたところへ。街のマッサは1時間300バーツ(900円)。昨日のところよりも全然よかった。


タイ旅行2日目

酒抜きでも長時間フライトしたあとだったのでぐっすり眠れて朝6時半起床。
身支度を済ませて、今度こそはホテルのドライバーに空港まで送ってもらいます。
制限70キロのところを100キロで飛ばすドライバにビビりながら、15分ほどで空港到着。
お腹が空いているけれど、とりあえずチェックイン。これも長蛇の列で40分くらい並び、そのあと出国。ゲートの途中の店でサンドイッチやパンを買って、ミロ(何十年ぶりに飲んだだろう)で流し込み。
 ゲートに到着するとすでに搭乗は始まっており、行列が収まるのを待ってから搭乗。
 9時半離陸、アンダマン海上空を、ペナン、ランカウイと以前訪れた島を伝いながら北上し、9時50分にプーケットに到着。トイレのあと入国審査。娘の分の入国カードを渡されていなかったため、順番が大幅に後ろになり外に出てきたのは1時間後。
 プーケット空港からピピ島へ渡るための港へ移動するために、頼んでいたドライバーさんとは無事合流。日本人経営のところだったので、大きく私のフルネームが漢字で書かれた紙があり、すぐにわかりました。
 空港からラッサダ港までは40分ほど。うつらうつらしているうちに着きました。
 フェリーは2時間。奥さんは「ソファ席にアップグレードしておいた」と言ってましたが、そこは「プレミアム」。ほかの欧米人多数はデッキでごろりと横になっているのに、私たちだけがミドルデッキ半ばにある大きな区域を占領。
他にプレミアムの客がいなかったのです。しかも、屋上デッキはプレミアムの客のみ入れるところ。そこで潮風に吹かれたり(ちと寒い)、娘はスケッチをしたり。
 予定では13時半出航予定が12時出航。どうもこれは11時半出航分が遅れたみたいです。
 2時間の船旅のあとピピ・ドン島へ到着。道は狭隘で車は無理、自転車も先日禁止されており、徒歩か荷物を運ぶためのリアカー程度しかありません。

 たくさんの人並みをかき分け、坂道は「男二人手伝って」と言われて欧米な方と力を合わせて坂道を上り、次の坂道も手伝ってヘロヘロ。そして到着。
ピピ・ヴィラ・リゾート。
 チェックインの手続きのあと、独立コテージへ。
 荷解きをし、電気関係(主に充電)を私は整備してから、ビールの買い出し。幸いにもあちこちに商店があり、ビールはたっぷり買えました。
 娘が泳ぎたいというので、プールで小一時間遊んだあと、レストランで早めの晩御飯。お腹いっぱいになったので桟橋までの道を戻る形で散策。途中で娘がトイレ行きたいというので、ホテルへ戻り。私はホテルのマッサージを受けてみます。タイ古式。400バーツ/1時間。相場より100バーツ高いですが、旅行初日はマッサも食事も宿泊するホテルで、というのが多いです。ちなみに100バーツ300円くらい。つまり相場300バーツは日本円で900円ほど。今、日本でほぐしがはやっていますが、それでも3000円取りますから、やはりここはマッサ天国です。
 部屋に戻って、これを書いて今に至ります。