爆破したと言ってるけれど。
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ、アメリカの民間ロケットが発射直後に爆発。
最初は第一段の旧ソ連製ロケットの異常と言われていたけれど、発射失敗で爆破したという話が入ってきた。
でも、妙だなあ。
すぐ東側は大西洋が広がっているのに、どうして発射台に落ちてくるのがわかっていて爆破したんだろう。あそこを修復して使うのにものすごい金がかかるだろうに。
だったら、しばらく待って、大西洋上に出たところで爆破すればいい。
軌道に達しないのがわかったので、人口密度が大きいところに落下するのを防ぐため、と言ってるけれど、あの短時間でそれがわかるっていうことは相当な推力不足だろうに。
ベンチテストでもこの古いエンジンは問題があったらしいから、やはりエンジンのせいなのでは。
ISSへ物資を運ぶのはこれで、ロシアのプログレスか、日本のこうのとりだけになってしまった。日本のH2Aは成功はしているけれど、常時発射できるような体制にはない。
旧ソ連の宇宙ステーション・ミールに対抗する目的で建造されてきたISSが、ロシアの手に運命を握られるというのも皮肉な話だ。