サイパン旅行記5日め

朝6時半起床。ねむねむの娘を着替えさせてなんとかレストランへ。
簡単に朝食のあと、マニャガハ島ツアーへ。

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今回のLOOK JTBのツアーは、このマニャガハ島ツアーが、何回行ってもタダ、というものなのです。地元の食事つきツアーだと60-75ドルするし、モーターボートでの送迎だけでも20ドルかかります(この場合は国立公園入島税で別にお金がかかる)

だから、けっこうお得感満載。

朝早くの船に乗ってマニャガハへ。今日は中国人がおらず日韓だけの客だけなので、係員の日中韓3か国語での案内が聞けなかった。あれはもはや「芸」というべきレベル。

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しゃべってるのは韓国人女性(推定30代半ば)なんですけどね。

マニャガハ到着して無料のビーチタオルとビーチパラソルを借り、基地設営。
この日はハロウィンなのでスタッフも仮装しています。

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さっそくシュノーケリングでお魚と散歩。
今回の旅のために買ったNikonの耐水対塵デジカメがとても役に立ちました。シュノーケルで泳いでる母子をこちらも水中からデジカメで撮影、あるいはビデオモードで撮れるわけですから。

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後半は砂遊び。
「お城を作りたい」というので本気モードで作り始めるとロシア人の親子連れが来て、2歳くらいの男の子が作りたての城壁の上にミニカーを走らせて遊び始めました。奥さんが「いいよ、どうぞー」と言って、和やかなかんじ。
すると私の作った城に触発されたのか、あちらのお父さんが少し離れた場所で城を作り始めましたよ。

まさかの日露戦争勃発!!

これは負けられません。こちらは城壁を作り、海水を取り込むトンネルや物見やぐらの塔を林立させます。まあ、城というより仏教遺跡みたくなってますが……。

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時間が来たので撤収。とりこわさずそのまま残してきました。

昼食を取らず12時に撤収、13時ホテル着。

途中、スコールに逢い、船の窓がすべて閉じられるというハプニングも。何度もこの船に乗ったけど、これは初めて。

奥さんは近所にある「OKADAYA」で昼食を買いに、私は寝てしまった娘を抱っこして部屋へ。ベッドに寝かせようとしたら起きてしまったので、風呂へ入れようとお湯を貯めていたら、奥さんが戻ってきたのでご飯。
炒飯とのりまきといなりのセット、それにあんこぱん。

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食べたあと、ふと自分のiPhoneが見当たらない。部屋の中をさんざん探したけど見つからず、1FにあるJTB窓口に「船か送迎バスの中に落としたかも」と問い合わせ。
結局、見つからないということで、部屋の電話で東京のSoftbankの窓口へ国際電話をかけて回線を止めてもらう手続き。
その数分後、ふとテーブルの上に置いてたビデオカメラを取り除くと、その下にあった!!!!!

リュックから取り出したときに二つまとめてつかんで置いたらしい。
しかもあまり違和感もなく(iPhone薄いし)、置くときにバラけなかったためまったく気付かなかった……。

すぐに同じところに電話して回線再開の連絡。

奥さんに「1旅、1騒動」とあきられ死にたい気分です。

さて、これでハロウィーンのイベントへ行ける。

明るいシチュエーションで止まったホテルの外観を。

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ガラパンにあるアメリカン・メモリアル・パーク(第二次大戦の米戦没者と地元民死亡者の墓地)の駐車場にて行われている地元のハロウィンへ突撃。DFSまで無料TAXI、そこから徒歩。ところが誰もいない……。ビジターセンターの前でうろついていたら、お姉さんが出てきて「ハロウィン会場は今年から変わったよ」という。実はもう一人地元のお兄さんもたたずんでたんだけど、彼も知らなかったらしい。
移転先は「マリアナビジネスセンター」。「360レストラン」のあるところだという。それって泊まってるホテルからすぐ近くじゃん!!

徒歩でDFSへ戻る途中、娘が激しく泣き出し(ベビーカーに乗せていた)、なにごとかと思ったら首周りが赤くなっている。日焼け対策はばっちりだったんだけど、原因がわからない。もしかしたら日焼け止めクリームでかぶれたか、日光過敏症なのか。しかし、首までのラッシュガードを着せていたしなあ。

とりあえず、持っていた水でタオルを濡らして冷やすとマシになるというが、効力が弱いのですぐ近くにあった「mama store」で冷たい水を買ってボトルで冷やすと楽になったとのこと。

DFSに着いたが南へ行くバスがなく、しょうがないのでTAXI。
そしたら、やってましたよ大量の人が。実は行きにこの光景を見て「あー、ここでもなにかイベントするんだなー」なんて能天気に思ってたのでした。

TAXI代は18ドル50セント。20ドル渡して「お釣りは?」という運転手に「いいよー、チップだよ」と言って降りる。隣のジョーテンショッピングセンターの駐車場が満車状態。
ここにもコスプレ用品売ってたし。

それにしても外国のハロウィンは強烈だなあ。スパイダーマン、スーパーマン、スターウォーズの兵士、古典的なウィッチから、忍者までいましたよ。なんとなく、ここでフル甲冑の侍で来たら、超モテモテになるのではないかと想像したり。

娘はミニー・マウスに変身してお菓子をもらっていました。
地元の一般人、商店、ロータリークラブなどが自主的に集まって、車の後ろを開けて臨時の店みたいにして、無料でお菓子を配っていました。

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そのまま晩御飯と思ってたら、娘は「お腹すいていない」というので、ホテルに戻り飲んだくれ。そろそろお腹が空いてきたので、ウィンチェルズへ買い出し。

お腹いっぱいになったところで就寝。

ガラパンは2年前は閉店している建物が増えてた印象でしたが、今回はその中野いくつかが中国語があふれた中国人向けの店舗になっていました。多かったのはオプショナルツアーを取り扱う旅行代理店。既存店も中国語の看板や案内が追加されており、こういうところに露骨に国力の伸長が現れますね。

今回は韓国人が減り、その分中国人がさらに増えた感じ。日:中:韓=4:5:1ってところ。


サイパン旅行4日め。

ちょうど中日にあたる本日。
本日もピーカンの天気。

ゆっくり寝坊して9時15分に朝食へ。
これまたゆっくりとご飯を食べてると「フードのラストオーダーだよー」と言われる。もう9時45分だった。まあ、ラストオーダーといっても卵料理だけなんだけど。

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ゆっくりと朝食を食べ終えて部屋に戻って、ゆったりくつろいでからプールの準備。
11時20分ころにホテルのプールへ。まあ、ほとんど人はいない(笑)

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左の10階建てがエメラルドタワー。右が4階建て本館。

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ホテル前のビーチには漁礁代わりの構造物が置いてあり、そこまで行くと色とりどりの魚が。娘もマスターしたてのシュノーケリングで観察。

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16年前よりはきれいになったと思うけれど、ここの海は藻が繁殖してて、その切れ端が浮いてるのが美観を損ねてるんですよね……。湘南の海と比べたら圧倒的に透明度は高いけれど、マニャガハの海を見ちゃうと、ちょっと残念な感じ。

さて、そうこうしていたら、ホテルのスタッフが笛を吹いて、こっちに来いよ! というジェスチャー。どうもウォータースライダーが完成したみたい。

もともとあった子供用の浅いプールにウォータースライダーを2つ増設する工事をしていたようで、予定では10月12日完成の予定が遅れており、我々が到着したときには、プール回りは鎖で囲っている状態。スタッフに「いつ完成するの?」と聞いても「few days」という返事なので滞在中に開くかどうか……という印象だったのですが、今朝見ると足場は撤去され、ペンキも塗られてほぼ完成状態。プールに来たころにはテストで水も流れ、スタッフが実際に使ってテストしていたのでした。

カノアリゾートのウォータースライダーは2013年10月30日、12時半頃オープンしましたよ!(宣伝)

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チューブは2つ。黄色は一回転のみで、赤は2回転。黄色は最後までチューブだけど、赤は上が空いている状態。赤のほうが遠心力で体を振られるので難易度が高いです。

最初は少ない客が使ってたのですが、まあ、10回もやると飽きます(笑)
そんなわけで閑古鳥……。スタッフがずっと遊んでました。いや、テストしてたのか。もしくは客引きのサクラか。

部屋には13時に戻り。するとちょうど掃除が入ってるところでそのまま三人でお風呂へ直行。出る頃には掃除完了。ギンギンに日焼けしてしまったので冷蔵庫で冷やしたアロエジェルを塗りたくり。休憩したあとで、ガラパンのDFSまで無料タクシーで移動し、すぐ近くの「波食堂」へ行くものの、事前の情報通り14時で閉店しており、カプリチョーザへ移動してトマトとニンニクのパスタ。実はタクシーの中で娘は急速撃沈しており、カプリチョーザではソファ席に娘を寝かせて食べてました。

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食べたあとは私と奥さん&娘は別行動。「ダイナミック指圧」でマッサージ。指圧60分35ドルがチラシ持参だと20&OFFの28ドル。
ところが裸の背中を見たマッサ嬢(中国人、23-25歳、まあまあかわいい)が

「これ日焼け?」
「そう」
「指圧、日焼け痛いよ。オイルマッサージなら痛くない」
「How much?」
「5ドルプラス」
「いや、指圧でいい」
「30ドルでいいよ」
「いや、やっぱり指圧でいい」

という熾烈な攻防があり、焼けた肌に指圧を受けました。まあ、老舗なのでまずまずの腕でした。最後のほうでは眠ってしまうくらい。最初は痛かったんですが。

そして、マッサ嬢からお決まりのセリフが。

「ホテルはどこ?」
「カノア。ススペの」」
「ああ、カノア」
「サイパン来たの6回めでね。いつもこのへんのホテルだから、今回はススペにしたの」
「一人で?」
「ノー、ワイフと子供が一緒」

結婚前にサイパンに来た時、今はもうないマッサージ屋で露骨に売春の誘いを受けたことがある(しかもかなり可愛かった!)のですが、そのときも最初はこういう会話だったんですよね……ダイナミックは老舗だからそういう意図があるのかどうかわからないのですが。

30ドル渡して2ドルの釣りをそのままチップでマッサ嬢に渡して、店を出ると商売時間に入ったのか、たくさんのマッサ嬢が店の前で勧誘中。待ち合わせ場所のDFSに向かって歩いてると、ミラージュマッサージ(ここも老舗)前も大量の勧誘状態。

「お兄さん、マッサージいかが?」
「いま、やってきたところ」
「どこで?」
「ダイナミック」
「ミラージュでもやってってよ、半額でいいから!」
「また今度ねー」

と軽くいなし(ここらあたりサイパンというか外国慣れしてきたなあと思う)、たら、今度はその隣の店からまたまた女性が。ちょっとくたびれた感じの。

「お兄さん、女のコどう? かわいいコいるよ」
(マッサージどう? ではなくて、女の子どう?っていうところで売春の誘いだということに気づかないとダメですよ、男性諸君)
「え、ワイフも子供もいるよ」
「じゃあ、秘密でショートでどう?」
「また今度ねー」」

この店、やはり以前来たときに勧誘されてたのでした。そのときは、値段相場が知りたくて

「お兄さん、ホンバンどう?」
「いくら?」
「ショート150ドルね」
「高い! 80ドル」
「んー、100ドルは?」

当時のレートだと1万2000円くらい。ショートは1時間なのでまあ、日本の半分くらい。
今日もレート調査しようかなと考えたけど、面倒になると困るのでそのままスルー。

さて、DFS1FのHard Rock Cafeの前にあるサイパンだ像の前で18時に待ち合わせ。

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DFSだからwifiくらいあるだろうと思ってたらHard Rock CafeのWifiしかない。しかもかぎ付き。待ち合わせ時間を過ぎてたのでメールを送ろうと思ってたんだけど……と思っていると正体不明の無料wifiをキャッチしたので、すかさずメール送信。

そしたら、数分後に奥さん&娘が現れたので合流できました。ちなみにカプリチョーザは鍵なしでwifiでしたよ。

2年前のサイパンのときにHard Rock Cafeで買ったぬいぐるみ。接客してくれた黒人のお兄さんが娘のことを「So Cute!!」とかわいがってくれて、娘は買ったぬいぐるみをそのお兄さんの名前にちなんで「デニス」と名付けました。そのデニスに会いに来たのですが……残念ながらデニスはお店を辞めていたようです。(代わりに居たやはり黒人のお兄さんが「彼はfinishした」と言ってたので、契約満了で退職したと思ったのですが。

娘は来店記念に新しいぬいぐるみを。接客してくれたお兄さんに名前を聞いて、ぬいぐるみに名前をつけるというと喜んで「ロスです」と教えてくれました。娘と二人で記念撮影。

うちにはこれでHRCのぬいぐるみが3つ。最初は六本木で買ったアイザック(娘誕生前。あとから娘が名付ける)、次にデニス、そして今回のロス。ロスはモヒカンに皮ジャン、タトゥー入りのパンク野郎です。

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無料送迎バス乗り場に行くと、あと7分でバスが出るタイミング。
帰還は19時。あとは大人は飲んだくれ、娘はDVDを見ながら「さいぱんのちず」を描いてます。

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中国語の無料雑誌。平綴じの季刊で最新は第4号。こういう本が作られるところにも集客力、ひいてはその国の国力が現れますねえ……。