天文ネタあれこれ

その1
大小マゼラン雲は、これまで銀河系の周りを巡る「衛星銀河」だと思われていたが、最近、ただの「通りがかり銀河」であることがわかった。

その2
地球の歴史上、大規模な絶滅は2700万年ごとに起きている。この周期がどういう理由かはわかっていない。一説には太陽系は銀河系の中を巡っているが銀河赤道面を上下しつつ回っており、2700万年に一度、赤道面を通過する際、接近する恒星の重力に影響を受けて大量の隕石を降らせるからだという。

その3
現在発見されている、太陽系の天体で最も外側を回っているのは小惑星セドナ。大きさは995kmだが、公転周期は12,691年。近日点は76AU(AUは天文単位、1AUは太陽と地球の距離)だが、遠日点は1011AUまで離れる。現在は太陽に近づいており、2075年に近日点に達する。ちなみに冥王星の遠日点は49AU。