歌詞探求「塩屋」を考える。

大江千里のアルバム「OLYMPIC」に「塩屋」という曲がある。
ピアノの弾き語りから始まる静かなバラードだ。
塩屋、とは神戸市にある地区名でJR線と山陽本線の駅がある。

https://www.uta-net.com/song/109165/

さて。
これは始発で別れる元カノと元カレの光景だ。
元カノは今カレの口ぶりが移っているし、自分は今の彼女とまもなく同棲する。

かつて二人は恋人同士だったのだけど、別れてしまった。
どんな理由で争ったのかも忘れてしまうくらい昔の話だ。
だけど、困ったことや悩みがあると呼び出して相談する間柄であり、自分はこれからもそうありたいと考えている。

そして、この朝。夜通し一緒にいた二人が駅にきた。
元カノに見送られて電車にのる自分だ。

友達に戻った二人だけど、夜通し二人きりでいるのはやはり問題のような気がする。
千里ファンの間でもこの歌詞の解釈は分かれている。
相談と称して、ヤッちゃったんじゃないか、なんていう派もいたり。

私も最初はそう考えていたんだけど、今はそうではない。
おそらく求めれば彼女は拒絶はしないだろう、だからこそなにもしない。
主人公はそう考えている気がしている。


JUDY AND MARY「ALL CLIPS」

この土曜日は娘の水泳教室はなし。
一週間ハードだったけれど、帰国してから掃除していなかったので、リビング、風呂、トイレ、シンクと掃除。
奥さんは金曜にようやく解熱。

ジュディマリの「All Clips」を入手したので鑑賞。90年代なので映像が粗いのはしょうがない。
個人的にはJAMに特に思い入れはないけれど、一つだけ大変だったこと。
僕は2年だけ営業にいて、うち1年は名古屋オフィスに赴任していた。担当地区は富山県全域。
通常、北陸地区だと金沢でライブ、というのがほとんどだが、その年の夏、JAMは富山県営球場でライブを開催したのだ。担当として即売用のCDを用意しなきゃならない。セールス1年目なのにこんな重責を負うことになってとにかく大変だったことだけ覚えている。