たいせつなともだち

保育園の卒園式のとき。

卒園児入退場のBGMに使われていた曲がとてもよくて、歌詞をたよりに調べたらすぐにわかりました。

「たいせつなともだち」

ベネッセが卒園記念DVDのエンディング用として作った曲ですが、とてもいい曲だったため全国各地からCDはないのか、楽譜はないのか殺到したため、ベネッセでは無料でCD配布キャンペーンを始めたくらいだったそうです。

現在でも音源や楽譜は無料でダウンロードできるようになっています。
楽譜にいたってはキーが違う3種類を取りそろえていました。

卒園式のDVDを編集してたとき、歌「大切な思い出」と「さよならぼくたちのほいくえん」はすべて映像に同期されて歌詞を字幕で入れたのですが、そこまでやるのなら、この「たいせつなともだち」をエンディングで使いたいと思いました。

でも、映像は謝恩会の様子で終わっているからどうしようか……

と考えて思いついてしまいました。

過去3年間の写真のうち、保育園行事で撮影した写真をピックアップしてスライドショーみたいに流す、ということを。

我ながらこりは大変だと思いながら、でも入園式で奥さんと二人で写ってる写真を見たときに、これはやりとげなければならないと思い、二日間かけて70枚を選びだしました。
暫定ではめ込み、1枚を3秒で切り替わるように設定。
さらに、最後の動画の途中から曲が始まり、イントロが終わり歌が始まるタイミングでスライドショーが始まるように調整。最後少し余ったので最後の4枚だけ4秒に変更。

最後に娘の名前と1096daysとだけ白紙の真ん中に入れて終了。

我ながらがんばった! 完璧!!

DVDに焼いて、改めてテレビ画面で確認。

いい!! すごくいい!! 自画自賛!!!


さよならぼくたちのほいくえん

保育園の卒業式で娘たちが歌った「さよなら ぼくたちのほいくえん」。
「ほいくえん」の部分を「ようちえん」と歌うバージョンも存在しますが、どちらがオリジナルでしょうか。

これは「ほいくえん」のほうがオリジナルです。

作詞した新沢としひこ氏は大学卒業後、保育士をしていた時期があり、その時代に保育士向け雑誌「幼児の指導」に発表。その後、学生時代から続けていた音楽活動に身を投じるために保育士を辞めて自主制作したアルバム「SEASON」に収録したのが初出です。(1996年)
このアルバムには「ようちえん」と「ほいくえん」の両バージョンがすでに入っています。

以来、口コミで徐々に広がっていきました。

この曲をもとに脚本家の坂本裕二が書きおろしたテレビドラマが「さよならぼくたちのようちえん」(芦田真菜主演)で、主題歌として使われたため、「ようちえん」バージョンが有名になりましたが、作ったときは「ほいくえん」が最初だったとのことです。