【F1】アロンソ、開幕戦欠場

今年からF1に復帰するホンダ。ホンダのパワーユニットを積む、マクラーレンのドライバー、フェルナンド・アロンソが開幕戦のオーストラリアGPを欠場することになった。

スペインのバルセロナで行われたF1の合同テストでクラッシュしたせいだとなっているけれど、この事故には疑惑がある。

まず、実際にクラッシュは怒ったけれど、壁にあたった角度は浅く、マシンにもそれほどの損傷がなかったこと。にもかかわらずアロンソはヘリコプターで病院に搬送され、4日も入院していた。

アロンソがクラッシュしていたシーンを後ろを走っていたベッテルが見ていたが、「急にコースを外れた」と言っており、マシンには何ら不具合らしいことがなかったという。

マクラーレン側は「突風が吹いたせいでバランスを乱した」と公式コメントしているが、あちこちから出てくる非公式情報では「アロンソは感電して意識を失いクラッシュした」という説だ。

それに対してマクラーレンはテレメーターのデータを示して、「アロンソは壁に接触する前に何度もシフト操作やブレーキを踏んでおり、意識があったのは明らか」だと主張。

しかし、クラッシュ後に感電したのではないか、という話が半ば公式化している。

今年復帰したホンダだが、エンジンではなくて、エネルギー回生装置をつけた「パワーユニット」を作るのは初めてのことであり、テストではまともに走れないことも多く、トップチームのメルセデスからなんと7秒遅れというタイムだったこともある。

この遅れはF1では致命的だ(昨年、カムイが所属していた最下位チームでさえ3秒差)。

ホンダが復帰すればすぐにトップチームに仲間入りだと安易に考えていてはダメだ。
このシーズンはマジでかなり苦しいシーズンになると予想している。

開幕まであと10日。