可夢偉F1復帰。


ちょっと遅れたけど。

昨年、F1のシートを失った小林可夢偉が復帰。

とはいっても、昨年ビリだったケータハムというチームなんですが。

ファンとスポンサー企業から、あわせて8億円というフィーを持ちこんだうえ、なんとノーギャラで走るというし。

それでも、可夢偉の腕は世界が認めているところ。

以前は「自分の腕を認めてくれる、競争ができる戦闘力のあるチームにしかいく気はない」と言っていたけれど、1年離れて考えを改めたんだろう。
F1世界の時間の流れは速い。あっという間に過去の人になってしまう。
それを押しとどめるにはどんなチームでもいいから、F1サーカスに居続けるしかないと考えたんだろうと思う。

ケータハムはイギリスのチームで、これまでの4年間はパッとしない。いつも2-3週遅れになっているし、完走もままならないチーム。

だけど、今シーズンがこれまでと違うのはレギュレーションの大変更。

これまではV8エンジンだったのが、V6ターボに。
そのほか細かな規約も変わり、これまでの競争がリセットされる。
とはいっても、これまでのスポンサー規模、チームの技術力などそう簡単にひっくり返らないけれど、それでもこれまでとは違うかもしれない。

それに、ドライバーの腕というのはマシンの性能差をさっぴかれて評価されるから、可夢偉にはがんばってほしい。
来年はホンダがマクラーレンと組む。可夢偉はトヨタ養成のドライバーだから難しいかもしれないけれど、腕は抜きんでてるから可能性はあると思うんだが……。