みんなの党はそれでいいのか。


前の選挙のときに「増税する前にやることがあるだろう」というキャッチーなコピーで議席を伸ばした、元祖第3極の「みんなの党」。ちなみに英語党名は「Your Party」。

国会議員の定数削減や、歳費削減など、「身を切る」という政策はいいんだけど、規制緩和による経済成長で税収を増やし、増税しなくても歳入をあげるという方法は危うさを感じる。彼らの経済政策は小泉改革が示したいわゆる「新自由経済」なのだが、小泉の劇場型政治にうまく騙されて、この政策を進めた結果、格差は拡大し、貧富の差は激しくなってしまった。

かつて「日本は最も成功した社会主義国」とソ連の小噺に出てきたことがあるくらい、か富の再配分がうまくいったからか、もともと国民それぞれが勤勉だったせいか、まんべんなく所得が上がったおかげで、貧富の差は少なく「国民総中流」と言われていた。

しかし、そのよかった点を小泉改悪がぶち壊してしまった。このことに気づいていない人はわりと多い(とくに小泉人気だけで投票したおばちゃんたち)

なので、同様の経済政策をかかげているみんなの党には投票しないだろう。

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昨日、選挙公報が届いた。比例代表の枠の大きさが党によってかなり違うのだが、あれはどういう基準なんだろう。奥さんは「立候補者数じゃない?」と言ってたが、共産党が幸福実現党より小さかったし、よくわからない。

今回は最高裁審査も裁判官の精査をしっかりして投票するつもり。