新海誠展


不倫報道の次の日になってしまったけれど、これはあくまで偶然。

静岡県三島市の「大岡信ことば館」(三島駅の真ん前、通信教育のZ会本部に併設)で始まった新海誠展に行った。

仕事を昼で上がり、新幹線で行った。3年前、同じ場所で開催された展示会には鈍行で行ったのだが、時間が限られていたので致し方なし。

さすがに平日の昼で、観客10人以下。そのため本当にじっくり見れた。

作監修正や監督修正の原画をメガネを外して3センチくらいの距離で見れたのはよかった。
デビュー作「ほしのこえ」から、最新作「君の名は。」まで、たっぷりの原画やビデオコンテの展示があった。絵コンテ→ビデオコンテ→該当部分本編、という形にしてあったので、じつにわかりやすい。各作品の主題歌も1コーナー割いて歌詞の展示も。

興味深かったのは新海監督が最初の作品をほぼ1人で作った時のパソコン環境を再現した机。三菱のモニターにPower MacG4、通称ポリタンクが。このマシン、私持ってましたよ。

最後のほうには、「君の名は。」を製作したときの環境も展示してあり、IntelMacがあったが、もうリンゴユーザーじゃないので、スペックは不明。
以前、私の精神に多大な影響と被害を与えた「秒速5センチメートル」の映像を久しぶりに見たが、チクリとするものはあるものの、以前のようにどよんとすることはなかった。

物販は図録のみを購入。一般書店では売っておらず、今のところ買えるのはここだけ。
横長の変形でかなり重さあり。その他は「君の名は。」展で販売されていたというグッズや、これまでの作品のグッズがあったが、ポストカードやクリアファイルにはそれほど興味がないのでスルーした。

11月には東京でも開催されるけれど、言葉をメインすえた特別な展示はここだけなので、新海ファンは行くべき展示会だろう。