宇宙戦艦ヤマト2199第12話


ドメル将軍は叙勲と上級大将昇進のため、ガミラスの首都、バレラスに召還される。
その席上、デスラーから直接、ヤマト討伐を命じられた。

久しぶりの帝都、墓参りにいくと妻がいた。
二人の間に子供はいたが夭折していたようだ。

秘密警察が不満分子をどんどん摘発し、収容所惑星へ送り込んでいく、その様子を見て、「バレラスも変わった」という。ディッツ司令やタランも同様のようだ。

ガミラスも一枚岩ではないようだ。

ヤマト艦内では先の「地球が先制攻撃をした」というメルダの言葉をめぐってクルーが動揺していた。直接メルダと接した古代は「彼女は信じられるのではないか」と心の底で思うが、父をガミラスの「先制攻撃」で失くした島は反発し、沖田に一喝され罰として艦内の掃除当番を命じられる。

新見は藪から情報を仕入れて、なにか企てようとしているようだ。

島と古代はお互いの立場を考え和解した。そのとき、急な攻撃が襲いかかる。

(つづく)

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旧作ではガミラスの政治体制や、その内実はほとんど描かれていませんでしたが、リメイクでは非常に生臭い感じで、権力闘争の内実が描かれています。

そして、ヤマト艦内でも考え方の違いによって一部のクルーが何かを企てようとしているよう。

この回はリメイク版の完全オリジナル。
日本のアニメーションの30年の進化と深化が垣間見える回というべきでしょう。