黒騎士衛星

その名も「黒騎士衛星」というものがあるという。
黒騎士とは本来、紋章を塗りつぶして出自を明らかにしていない騎士のことであり、「黒騎士衛星」とは「どこの国・機関が打ち上げたのかわからない衛星」である。

現在、軌道上にある人工衛星はカケラに至るまで附番され、管理されている。
しかし、この衛星はアメリカ空軍によって1954年に発見されたとされている。まだ、ソ連によるスプートニク打ち上げの前である。当時、空軍は宇宙開発に邪魔になりそうな自然天体がないかどうか調査しており、冥王星の発見者であるトンボーもかかわっていたという。

1973年にイギリスの天文学者であるダナンが、1920年代に観測された異常な電波信号の記録を解析したところ、1万3000年前の星図であり、月の近くからうしかい座にあるイザールという星へ送信されているとした。

これに尾ひれがついて、ダナンは黒騎士衛星にはまったく触れていないにも関わらず、「黒騎士衛星は1万3000年前から地球を周回し、監視している」という話になって流布している。

blackknight

1996年にスペースシャトルから撮影したもの。実際にはスペースシャトルから外れた部品という話。


石川と香川。

前回、神奈川ネタを書いたので、じゃあ、ほかに川がつく県名の由来はどうなんだろうと思って調べました。

まずは石川県。これは石川郡から取られたのですが、じゃあ、この石川とはなんかというと、手取川の古名とのこと。手取川という名前は、木曽義仲の軍が平家の軍を追撃したとき、この川を渡河しようとして、流されないように武士たちが手をつないだことに由来。

つぎに香川県。こちらも直接の由来は香川郡という郡名からですが、こちらは川の名前ではなく、どうも温泉の匂いのことを指しているとのことです。
もともと香川は川が少なく、また距離も短いため昔から渇水対策のためのため池が多くつくられていました。

なお、香川県は全国の47都道府県で最も小さいとのこと。日本で一番広い市である岐阜県高山市のほうが広いそうです。