宇宙戦艦ヤマト 第6話

冥王星の反射衛星砲のため、海に轟沈したヤマト。
もちろん擬態で海中で応急処置を施しつつ、反射衛星砲の仕組みに気付く。

そのころ古代が率いる航空隊は敵基地の索敵に入る。別働隊が敵に気付かれ、ガミラスが迎撃機を発進させ、基地を隠す「遮蔽フィールド」を抜けてくるところを古代たちが偶然見つけ、敵基地に侵入、遮蔽フィールドを破壊する。

反射衛星砲が発射されたものの。直上にあった衛星を破壊したヤマト。
古代がその発射を目撃し位置を特定、ヤマトは主砲を三式弾(陽電子ビームではなくて、固体の砲弾)に切り替えて発射する。

ビームは直進するが、砲弾は弾道軌道を通って命中、反射衛星砲は破壊された。

ヤマトはガミラス冥王星基地に猛然と艦砲射撃を浴びせる。
反射衛星砲が爆発したために起こった津波も襲いかかり、冥王星基地は大爆発を起こし壊滅した。

艦隊はほとんど逃げる間もなく破壊され、シュルツの乗った艦のみが逃げ延びた。

——————————————–

旧作は反射衛星砲が発射されるときの排気、および排気口を見つけて侵入、そして動力炉を破壊という手を取っていたけれど、新作のほうがスピーディで見てて気持ちよかった。
艦体を反転した潜水艦モードで第三艦橋も活躍。これからも活躍してくれるのかな……。


宇宙戦艦ヤマト 第5話

旅程に余裕のないヤマトですが、今も遊星爆弾による攻撃を続けている冥王星基地だけは放置できず、攻撃に向かいます。
航空戦隊が離れ、ヤマトは囮となり、そのあいだに航空機による基地の索敵を行います。
しかし、ヤマトは敵の反射衛星砲の攻撃を数度にわたって受け、冥王星の海に沈没してしまいます。

—————————————

旧作の放映時では冥王星に衛星が見つかっていません。また、アンモニアの海があり、アメーバのような原生生物がある、という設定でしたが、2199では衛星カロン、ニクスの名前が出てきます。凍りついた海が存在しますが、それはガミラスによって惑星改造されたものとなっており、波動砲を使わない理由は「冥王星そのものを破壊するから」となっています。(旧作では原生生物がいるから)

さて、なぜこのような辺境の、しかも圧倒的戦力のあるガミラス基地にこのような兵器があるのか、という理屈付けを2199では行っていました。
反射衛星砲はもともと、エッジワース・カイパーベルトに無数にある微惑星に点火して、地球へ落とす遊星爆弾にするためのものだったのを転用したというものです。

旧作にない設定としては、地球とガミラスは火星沖で一度艦隊決戦があり、このときは地球側がかろうじて勝利したということになっています。そのためガミラスは冥王星からのロングレンジ攻撃に切り替えたわけです。また、この火星沖海戦で沖田が英雄となりました。