宇宙戦艦ヤマト 第5話

旅程に余裕のないヤマトですが、今も遊星爆弾による攻撃を続けている冥王星基地だけは放置できず、攻撃に向かいます。
航空戦隊が離れ、ヤマトは囮となり、そのあいだに航空機による基地の索敵を行います。
しかし、ヤマトは敵の反射衛星砲の攻撃を数度にわたって受け、冥王星の海に沈没してしまいます。

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旧作の放映時では冥王星に衛星が見つかっていません。また、アンモニアの海があり、アメーバのような原生生物がある、という設定でしたが、2199では衛星カロン、ニクスの名前が出てきます。凍りついた海が存在しますが、それはガミラスによって惑星改造されたものとなっており、波動砲を使わない理由は「冥王星そのものを破壊するから」となっています。(旧作では原生生物がいるから)

さて、なぜこのような辺境の、しかも圧倒的戦力のあるガミラス基地にこのような兵器があるのか、という理屈付けを2199では行っていました。
反射衛星砲はもともと、エッジワース・カイパーベルトに無数にある微惑星に点火して、地球へ落とす遊星爆弾にするためのものだったのを転用したというものです。

旧作にない設定としては、地球とガミラスは火星沖で一度艦隊決戦があり、このときは地球側がかろうじて勝利したということになっています。そのためガミラスは冥王星からのロングレンジ攻撃に切り替えたわけです。また、この火星沖海戦で沖田が英雄となりました。