技研公開

今日は年に一回公開されるNHK技術研究所へ行ってきました。
上司が日芸の映像学科を出てまして、「知見を広めるため」と称して課員全員で。

http://www.nhk.or.jp/strl/open2013/index2.html

まあ、技術的なことはさっぱりわかりませんが、とりあえず、8Kの映像はきれいでした。
今年のテレビのトレンドは4Kだそうです。

これ、なんのことかというとテレビの走査線のこと。
昔のテレビは横の走査線が525本でした。今のハイビジョンは1152本あります。
4Kのテレビは走査線が4000本あるということ。それだけ細かな映像が再現できるということで、スペースシャトルの打ち上げシーンなどがデモ映像で流れていました。

講堂では大きな画面でロンドン五輪のダイジェストと今年の2月にあったリオのカーニバルの模様が流れてました(11分、入れ替え制)

とにかく細かいです。観客席の一人ひとりがくっきり見えていて、現実を超えているような感じでした。

実はNHK技研がある世田谷区砧は私が上京して初めて住んだ上用賀からすぐ近く。
20年ぶりに千歳船橋駅に降り立って、あまりの変貌ぶりに絶句。
今日はすぐにタクシーに乗ったのですが、あそこはもう一度見に行きたい。とにかく店が増えてる。ココイチまであった!
駅前の商店街どうなってるんだろう。一時いきつけだった散髪屋とか。イラク戦争開戦のニュースって、千歳船橋の散髪屋にいたときに聞いたんですよね。

ていうか、小田急の、東北沢から下北沢、世田谷代田あたりの変貌ぶりがすごい。地下複々線に萌える(崩壊中

梅ヶ丘から東の高架部分も2回目だったので興味津々。
私が住んでいたころは千歳船橋あたりも地上線だったし、まだまだ田舎な感じがしてたのですが、なんだか変わりすぎて驚きました。

大阪でこういう感覚はいつものことなんですが、東京でもそんなことを感じるとは、つくづく「ああ、上京してそんなに時間がたったんだなあ」と感慨深いものでした。