なぜ英語で11と12だけが異質なのか。

英語で数字を習ったときに「あれ?」と思ったことはないですか。

13から以降は、なんとなく元の一ケタ数字からの派生だとわかりますが、11と12だけが異質です。

なんとなくわかると思いますが、これは10進法と12進法のせめぎあいの結果です。

ヨーロッパ文明発祥のギリシャのギリシャ語や、汎ヨーロッパ文明を築いた古代ローマ帝国のラテン語は10進法でした。これは両手の指の数から来ています。

しかし、英語が属するゲルマン語圏は12進法でした。
12進法は1年が12か月であるところから生まれており、主に時間単位の世界で使われています。また、12は2、3、4、6で割れることから分割に役立つとして使われるようになっていました。

さて、古代ローマ時代、ゲルマン人の生活圏に古代ローマ帝国が接触・拡大していくにつれ、お互いの考え方や言葉をどう表記するか、という問題が出てきました。

そこで12進法だったゲルマン語圏ではラテン語圏で使われていた10進法の考え方で、11のことを「1と残り」という意味でa leave→eleven
12のことを「2と残り」でtwo leave→twelveと呼ぶようになったということです。


ビデオカメラのトラブル解決。

理由はわからないですが、長回し40分のファイルが表示されるようになり、無事DVD編集ソフトへの取り込みに成功しました。

やった作業は、「本体にあった昨年分の動画を削除」しただけ。
これ自体は一昨日苦し紛れにやってたんですけど、時間切れで昨日帰宅後に確認したんですよね。そうしたら、見慣れないファイルが出現している。

再生してみると長回し分のファイルでした。

急いでPCに取り込んでみます。

SR-11というこのビデオカメラは取り込んだファイルに自動的に「YYYYMMDDHHMMSS0001.m2st」というファイル名がつくのですが、あとから取り込んだファイルには「YYYYMMDDHHMMSS0001+001.m2st」というこれまで見たこともないファイル名がついていました。

前回書いたとおり、あまりに長いとファイルが自動で分割されるとのことなので、そのせいなのかもしれません。ネットで調べてみるとソニー製カメラは2GBで分割されるそうです。

ハイビジョン動画をPC上で確認、すべて欠けているところがないのをチェックしたのち、mpeg2に変換。その後PowerDirector11にインポート。全動画で1時間弱、ちゃんと落としこめました。

どうしてこんなことになったのか、理由はさっぱりわかりません。

事実のみを列記すると、

・PC側の、動画転送先にしていた外付けハードディスクのフォーマットがFAT32
・昨年分の動画は削除したが今年の分も含めて再度すべてPCに転送した。そのさい、重複分は転送されないはずだが、すべて転送されていた(とくになにかいじったわけではない)・そうするとすべて重複しているはずだが、やはり長回し分ファイルだけ重複がなかった。つまり、以前は存在していなかった。

長回しファイルのファイル名は

YYYYMMDDHHMMSS0001.m2st
YYYYMMDDHHMMSS0001+001.m2st
YYYYMMDDHHMMSS0001+002.m2st

の3つに分割されていた。この中で一番下のファイルは最初から存在していたので、2GBずつに分割されていた上の2つが何らかの理由で本体に認識されていなかったということになる。

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6年近く使っていた現行のカメラも画が乱れることもあり、こういう事件も起きたのでいろいろ調べてみると、やはり安いのには理由があることが判明。

動画画素数、総画素数ともに現行のものより40%も少ないんです。こんなに少ないと流石に見た感じで画の劣化がわかるでしょう。

ハードディスクではなくてメモリなりSDカードになるのはしょうがないとしても、画素数ダウンは避けたい。ちなみにSR-11の評判を調べたら、価格のわりに高機能・高画質の逸品でかなりの高評価。今後は長回ししない、ということでそのまま使い続けようかなあ……。