超個人的・乃木坂46MVベスト5

乃木坂46のクリップ集「あのときの彼女たち」(完全生産限定盤)を見て、単純にどれがよかったのかの話です。

「13日の金曜日」
横浜市金沢区にある「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」で撮影。フラッシュモブの手法で撮影されている。パーク内の広場でまず一人が踊りだし、客に扮していたメンバーが次々に加わって踊っているのを一般客が驚きながら見つめている風景が撮影されている。

「偶然を言い訳にして」
白石、橋本、松村、高山の4人によるユニット曲。4人はお人形役なのだが、夜になって子供が寝てしまうと起きだして……というストーリー。しかし、このビデオの主眼はストーリーではなく撮影手法にある。ワンカットワンカットがそれぞれ逆回し撮影されているからだ。最初のころは「なんかぎこちない動きだけど人形ってことを表しているのかな」と思っていたら、後半のクラッカーを鳴らす(というか、広がったものが逆に収束していく)シーンを見て逆回しで撮ってるんだ! と驚いた。

「そんなバカな……」
二期生の堀が転校してきて校内のクラブ活動を案内されているときに見つけた「アイドル部」。握手の練習など、アイドルとしての活動の練習をバカバカしいほど真面目にやっているのが本当に笑える。

「ロマンスのスタート」
主人公の男性の主観映像で語られる。朝起きて、コンビニに寄り(店員が堀)、大学の講義へ行き(同級生の生田にペンを借りる)、バイト先のカフェで(生駒が同僚)、別れ話中の彼氏に水をぶっかける西野と出会う。そのあと、いろいろあってついに西野に告白するものの振られるという内容。

「立ち直り中」
このビデオはかなり重い。そうとしか言えない。曲(歌詞)もかなり刺さるのだけど、ビデオクリップは閉そく感や親に捨てられた鬱屈なども加わり、心に痛みを覚える内容になっている。

もし、気になったらネット上にあるので見てみてください。