可夢偉、ザウバー離脱


F1チームのザウバーは2人めのドライバーに今年サード/テストドライバーだったグティエレスを起用すると発表。前に、ヒュルケンベルグの起用も発表されているので、ザウバーの2人はこれで確定、可夢偉はザウバーから離脱することが決まった。

日本GPで表彰台に上っていらい、スポンサーを獲得するために活動してきたが、芳しくなかったようで、ついに一般から資金を募るという「KAMUI SUPORT」というサイトをスタート。

http://kamui-support.com/

4日間で4500万が集まったと発表した。

ただ、これだけではF1でシートを獲得するのは難しい。

ものすごく昔の話で恐縮だが、22年前の1990年の日本GPのとき、ベネトンのドライバーだったナニーニがヘリコプター事故で右腕を切断してしまい、代わりのドライバーを探していたとき、当時「日本で一番速い男」と呼ばれていた星野に「鈴鹿だけ乗らないか」というオファーがあった。そのときの持ち込み金額は2000万円だったという。(念のため、チームが星野に払うのではなく、星野がチームに持ち込むお金)星野は「プロはお金を払うのではなくもらってドライブするもの」という信念があり、これを断った。結局、シートはモレノが座ることとなり、2位を獲得する。

グティエレスやマクラーレンに移籍したペレスはメキシコの大手通信企業、テルメックスがサポートしている(日本でいうNTTみたいな企業)。会長は世界長者番付1位でその資産は6兆円と言われている。
こんな人がタニマチにいたら強いよなあ。

日本人ドライバーに資金スポンサードする企業はあまり見当たらないが、ホンダやトヨタといったエンジンサプライヤーがその代りとして日本人ドライバーをF1の舞台へ押し上げた。中島悟がホンダの後押しで名門ロータスに乗れたのは有名だ。

さて、今季。

TOP3
レッドブル – ベッテル/ウェーバー
マクラーレン - バトン/ペレス
フェラーリ- アロンソ/マッサ

中堅
メルセデス – ハミルトン/ロズベルグ
ロータス – ライコネン/(空き)
フォース・インディア – (空き)/(空き)
ザウバー – ヒュルケンベルグ/グティエレス
トロ・ロッソ – リチャルド/ベルニュ
ウィリアムズ – マルドナード/(空き)

新興
ケータハム – ピック/(空き)
HRT – デ・ラ・ロサ/(空き)
マルシャ – (空き) /(空き)

埋まってきたところもあるけれど、要注目はロータス。
1年めのグロージャンがまだ契約していないという。
というのも、参戦1年目の今年、グロージャンはスタートで他の車とぶつかりまくって、他のドライバーの怒りを買っており、あまりにクラッシュの原因を作るので1戦出場停止になったほど。(これはかなり珍しいペナルティ)よって、ロータスが他のドライバーを考えているという情報がある。
グロージャンはハマるとアホみたいに速いけど、チェザリス以上のクラッシャーだからなあ。(チェザリスは20年くらい前のF1ドライバーでフェラーリで走ったこともあるが、その粗いドライビングから「クラッシャー・ザ・チェザリス(壊し屋チェザリス)」というあだ名がつけられていた)

ザウバーと同等の能力を持つフォース・インディアはまだラインナップを発表していない。

ロータスに可夢偉が乗るっていうのはなかなか興味深いよなあ。チームメイトはライコネンだし。二人でぐいぐい速く走れるんじゃないの?