手の先がボロボロ

実は昨年の夏あたりから、指の先がボロボロになってきている。

最初はかゆくなり、さわっているうちに皮膚が厚くなってきて、ある日パックリと割れて出血、というのを繰り返す。最初は左手の人差し指の横だったのが指の腹に移る。そのうち、右手の親指のつけねあたりの皮がむけ始めたり、指の腹がぱっくり割れたりと、寒くなって乾燥してくると激しくなってきた。

面倒くさがりな私が毎日ワセリンを塗って、ばんそうこうを貼らないといけないくらいひどい状態だ。こんなことははじめて。

原因としては二つ考えられる。

一つは今やっている仕事に関係する。古いレコーディングマスターテープを触っているので、ほこりがひどいし乾燥している。およそ40年も前のもので、リールも錆びてボロボロ。たまに「よくわからない匂い」もして気分が悪くなるときもある。

しかし、同じ作業をしている同僚や先輩で同じような症状は出ていない。
しかも、私は入力が速いことを見込まれて、テープを触るよりも圧倒的に
PCへのデータ打ち込みをしている時間が長い。

もう一つの原因は「皿洗い」だ。同僚はこちらの説を取っている。
昨年夏あたりから、できるだけ夕食後などの食器を洗うようにしている。時期的には確かに合うのだけど、それだと同じようにこれまでやっていた奥さんは平気である、という事実と合致しない。

奥さんは「老化現象」と一言ですませているけれど。

これはやはり皮膚科に一度行くべきなんだろうなあ。