SUMMER NUDEの最終回、最後のシーン。


ちょっと遅いタイミングになりましたが、月9ドラマ「SUMMER NUDE」の最終回。
最後のシーンで山Pと香里奈が喧嘩をしていたシーン。

香里奈「パフィーだって」
山P「違うよ、フリップフラップだって」

というささいな口げんかで、香里奈が「(車から)降ろして」となるのですが、このセリフの意味がわかった人がはたしてどれくらいいたでしょうか。

カーラジオからはこのドラマ企画の元になった真心ブラザースの「SUMMER NUDE」が流れていました。それがキーとなります。

真心ブラザースの「SUMMER NUDE」は1995年にリリースされました。元々日清食品のカップヌードル夏季限定商品「サマーヌードル」のCMソングとして作られたものですが、プロモーションビデオに真心ブラザースの二人とともに映っているのがデビュー前のパフィーの二人なのです。両者は同じ事務所(ソニーミュージックアーティスツ)に所属していたので、起用されたのではないでしょうか。

さて、では「フリップフラップ」とはなんなのかというと、ちょうど同じ時期に真心ブラザースが所属していたレコード会社、キューンソニーレコードのレーベルメイトである双子女性ユニットのことなのです。

PUFFYはその後ソニーレコードからデビューしましたが、後にキューンソニーに移籍したため、両者を混同してしまった……という設定での喧嘩のシーンではないか、というのが私の推測です。

でもこれ、見てすぐにわかるのって業界関係者だけなんじゃなかろうか(笑)