あの構造物はなに?
以前も書いた記憶があるのだけど、小学生のころ、毎月大正区のおばあちゃんの家(父の実家)に遊びに行っていた。
鶴橋で環状線に乗り換えて、天王寺経由で。
そのときに車窓から見えていた不思議な構造物だ。
覚えているのをどう説明したらいいかわからないけれど、おそらく高架用の太い柱だと思う。
それが環状線の線路近くにいくつか立ち並んでいた。
子供心に、新しい線路ができると思ってたんだけど、環状線の線路はたぶんそのまま。
それで昔の地図を眺めていて気づいた。
もしかしたら、これなのかな?
1963年の寺田町~天王寺間
1975年の寺田町~天王寺間
小学校低学年時代だと、1972から1975年の間。
この間に線路を大きくまたぐバイパスが作られてることがわかる。
調べてみると名称は「天王寺バイパス」。竣工は1970年。
あれ……ということは小学校に上がる前にはもう完成してたわけだから、私が見ていた未成の柱ではないのか……。
それを踏まえて1975年の写真を見てみると、2つ怪しいものが写っている。
回りのビルの影からして、けっこうな高さの柱のようなものが2つ。
今の航空写真を確認してもそれらしいものはない。
今の航空写真を確認してもそれらしいものはない。
やはり、取り壊されたのか。
だったら、そもそもなぜ作られたのか。
調査したいんだけど、どこから手を付けていいのやら。
国鉄の過去の計画書あたりがヒントになるのかな。