世界の貨幣コレクション(8)

今週水曜日に到着予定だった第8と第9号ですが、1日遅れの木曜日に到着。著しく改善されましたが、まだ遅れています。最低でもオンタイムにしてほしいものです。

さて、第8号はこれ。

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アフガニスタンの旧1000アフガニー紙幣。

アフガニスタンは長年他民族の支配を受けていたため、自国通貨は作られていませんでしたが、ようやく「アフガニー」を単位とする通貨を1925年に製造開始。
1アフガニー=100プルですが、プルは使われていません。

現在のレートは1アフガニー=1.7円なのですが、写真の旧アフガニーから今のアフガニーに切り替えるときに1/1000のデノミを実行したため、この紙幣(1000アフガニー)=1.7円というところでしょうか。

アフガニスタンは内戦の影響で経済が崩壊状態。その中で世界第1位の生産量なのがケシ。そう、ヘロインなどの麻薬の原料です。しかも、これ合法的なものじゃない推定生産量です。世界で作られているケシのうちの87%がアフガン産とのこと。

他にはコインの歴史とクレジットカードにまつわる疑問など。


再雇用。

人事から全社員へメール。「再雇用に関する細則の変更」とのこと。
そういえば私の年齢だと60歳定年のあと65歳までは希望すれば再雇用できるようだ。

変更点は以前だと「希望者のうちから審査して」となっているところが削除されてる。
来月から改正される高齢者再雇用法に合わせての変更と思う。
あとは、「原則、再雇用を希望する者は全員再雇用しなければならない」という最高裁の判例が出たのも影響しているかも。

気になるのは給料のところ。前はGランク(総合職で管理職ではない)の最少の額、と明確に書かれていた。つまり再雇用者は定年前に管理職であっても、新入社員と同額ということになる。この部分がごっそり削除されていた。
給料に関する部分は新しい細則にはなにも書かれていない。
そのほか有給休暇や本給の中身(通勤手当があるとか)に関しての規定も削除。

他社の再雇用時の給与について調べたら、各社まちまち。
60歳の時の水準で固定というところもあれば、一律17万5000円というところもある。

ただ、60歳時の給料の75%に満たない額まで下がった場合、雇用保険から補填してくれるとのこと(最大15%まで。高年齢雇用継続給付という)

(例)
60歳到達時の賃金(賞与は除外)が45万円で、60歳以降に賃金が27万円に低下した場合、職安に対して所定の支給申請手続をすれば、月額40500円(=27万円の15%)が政府から支給される。

この仕組みでシミュレーションをした社労士さんのページによると、「60歳定年時の60%未満でなおかつ時給制もしくは20万以下に再雇用時給与を設定すると、高年齢雇用継続給付や社会保険料などもろもろの要素を考慮に入れて手取りが最大になるとのこと。

週20時間以上30時間だと社会保険に加入する義務がなく、年金が満額受け取れるのでこれがベスト。8時間労働だと週3日ということですね。週休4日。

音楽業界自体は隆盛ですが、レコード会社は斜陽化してるので、そのころまでもってくれればいいのですが……。入社した時は一生安泰だと思ったんですけどね……(泣