小林可夢偉が世界耐久選手権に参入
昨年でF1シートを喪失した可夢偉が世界耐久選手権(WEC)に参入すると発表。
チームはフェラーリの準ワークスチームであるAFコルセ。
レースに詳しくない人に説明すると、チームは大きく分けてワークスとプライベーターに分けられます。プライベーターはその名のとおり、個人で参戦する人(チーム)。ワークスは企業として参戦するチームです。
レーシングカーで6時間以上(レースによって時間は違う)を周回し、その周回数で勝負するレースで、もっとも有名なのはル・マン24時間でしょう。
昨年は元F1ドライバーの中島一貴が参入しており、富士スピードウェイで開催された6時間耐久レースで優勝しています。
ちなみにドライバーは3人1組で、代わる代わる運転します。
可夢偉が加入するAFコルセはLM-GTEというクラスで昨年ワールド・チャンピオンを獲得しており名門です。
元F1ドライバーも参戦しており、中島以外にもアレキサンダー・ブルツやアンドレ・ロッテラーなどがいます。
可夢偉はもともとトヨタ系の育成組織で育ったドライバーで、WECにはトヨタも参戦しているのですが、AFコルセから参戦ということで、フェラーリとのつながりを持とうという計画なのではないか、と私は考えています。