宇宙戦艦ヤマト2199 第16話
補給のため、ビーメラ星系第4惑星に降下するヤマト。
古代と主計長の平田、岬とアナライザーがシーガルで現地調査へ。
そこで巨大昆虫に襲われる。
一方、ヤマト艦内では「イズモ計画派」(イズモ計画とは人類が他の可住惑星へ移住する計画)による反乱が勃発していた。
1年以内に帰還できるかわからない「ヤマト計画」を中断し、人類が移住できる環境にあるこのビーメラ4の情報を持ち帰るためと称し、艦内を保安部が制圧。
その首謀者は保安部長の伊東。そして、情報長の新見。二人は航海長の島を抱き込んだのだった。沖田艦長はその直前に過労で倒れており、副長の真田は拘束されていた。
森は実は1年前に地球を訪れていたユリーシャ・イスカンダルだと伊東は決めつける。
古代たちは金属反応が宇宙船の残骸で、それは400年ほど前のイスカンダルのものであることを知る。さらに、遺跡の奥には波動コアが鎮座していた。
ビーメラ人は昆虫のような生物だが絶滅し、滅びたようだ。
イスカンダルは救済を目的としてやってきたようだったが……。
そして波動コアには知られていない情報があった。
この情報を持ち帰ろうとヤマトに帰還しようとするものの、反乱派に押さえられたヤマトは置き去りにしようとする。反乱派の目を盗んで拘束から脱出した山本や森などのスタッフはコスモファルコンの通信装置から状況を知らせて、強引に着艦しようとする。
島はシーガルを受け入れようとするが、伊東は拒否するよう言い、「指揮権は俺にある」と拒絶した島を銃殺しようとするが、星名に阻止される。
復帰した艦長が一喝し、反乱は鎮圧された。
星名は「イズモ計画派」の内定のために藤堂長官から派遣された者で、彼に言われた島が仲間ら加わったと見せかけて、反乱一派を一網打尽にしたのだった。
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リメイク版のオリジナルエピソード。
旧作にもビーメラ星は出てきており、補給のために寄ったアナライザーと森が、ビーメラ人にさらわれるという話だった。ビーメラ人はガミラスに朝貢するため、仲間の体をすりつぶして得られる「ローヤル・ゼリー」を取り出していたのだった。
が、リメイク版では彼らはすでに滅亡していた。
ビーメラ4に寄ることによって、反乱が起こってしまったが、重要な情報を得ることが出来た。それは次回明らかになる。