昔の通帳。

事の始まりは私が会社の経費精算用に作らされた口座のキャッシュカードをなくしてしまったこと。

先月の24日に使ったあと、おととい、精算したお金を引き出そうと財布の中を見たら、いつもある場所にない。

実は家計用口座の銀行と同じ(理由は後述)なので、同じデザインのキャッシュカードが2枚入っていた。間違えないようにマジックで表面に「会」と書いておいた(笑)のだけど、なくなってしまっていた。

思いつく場所を探してみたのだけどどこにもないため、銀行に電話。
その場で止めたあと、残高やお金の動きを聞いてみたら、どうも引きだされた様子はない。

これを機に新しいデザインのキャッシュカードに切り替えようと思う。

さて、キャッシュカードの再発行手続きは郵送でくるのだが、さしあたって精算口座に振り込まれたお金を引きださなければ、私のおこずかいが枯渇してしまう(涙

今月はイレギュラーで家計用の口座からではなく、精算用口座に貯めていたお金(私の日々のおこずかいから少しずつ貯めたもの)から今月のおこずかいを引き出していたため、話がさらにややこしくなってしまった。

家計用口座からおこずかいを引き出し、精算された分のお金を差し引いた額を精算用口座に移し替える作業をしなければならない。それには普段はほとんど触らない通帳が必要になる場合があるため、通帳を入れてある場所の探索に入った。

結婚して半年後からは通帳の記帳など、奥さんにすべてまかせていたため、こんなに通帳が増えていたとは知らなかった。

とくに家計用通帳は上京してすぐに三井銀行で開設したものが太陽神戸銀行と合併して太陽神戸三井、さらに名称変更でさくら銀行となり、さらに住友銀行と合併して三井住友銀行となっているため、これだけでも4種類ある。しかも、支店の統廃合で口座の置いてある支店が4回も移り変わっていた。
このタイミングで調べておいてよかった。各通帳には通番を書いておく。
現在はなんと24冊めにあたる。

次に会社の経費精算用の口座。
こちらは就職時に全員が作らされたもので、三和銀行の口座だった。
ところがある時期に社員すべての精算用口座が三和から住友に変更になった。そのため住友銀行に新しい口座を開設する。ところが前述のとおり、住友はさくら銀行と合併して三井住友となったため、期せずして、家計用口座と会社経費精算用口座が同じ銀行になってしまった。

元々、そのあたりを考えて三和と三井に開設していたのに。

まあ、この話はバブル崩壊後のメガバンク再編に付随するユーザーサイドの与太話かもしれない。

そのほか、京都時代に使っていた地元の信用金庫とか、旧メガバンクの富士銀行とか、懐かしい通帳がごそごそと出てきた。

その中からもう払った固定資産税の納税書だとか必要のないものを捨て、ただ突っ込んだままになっていた書類を封筒にまとめたりときれいに。

ここ一カ月は部屋のかたずけばかり週末にしている気もするが、一応、家計の中枢にあたる書類なのだからたまには目を通しておこう。