バリ・レンボンガン島旅行記(10)
Day 10 (11月9日)
あっという間に朝が来て、アラームでたたき起こされました。
いきなり決まった韓国入国、最高級ホテルの10階に宿泊。外国なんていきなり入国するなんてことないと思ってたんですけど。バックパッカーじゃないんだし(笑)
10日ぶりの浴槽ありでしたがお湯をためる時間がないので、シャワーで。あわただしく部屋を出て、チェックアウト後、もらった朝食券でごはん。あまり時間がないのでごはん、スクランブルエッグ、ベーコン、ハム、紅茶。あわただしく部屋を出てきたツケは成田到着後に出てきます……。
7時ちょうどに空港行きバスが出て、インチョン国際空港へ。当初は乗り継ぎだけの予定だったので、イミグレ区域より外のことはまったく調べておらず、うろうろ。それでもなんとか出国。空港にはぜったいにある出発便の掲示板を探しても自分たちが乗る「KE701」の成田行きが乗ってなくて不安になるも、チケットにあるゲート番号26番へ行くと、ちゃんと表示があってホッとする。
30分ほどでゲートオープン、子連れなので優先搭乗させていただき、2時間のフライト。
正直、眠かったので、食事も飲み物も無視して寝てました。たまに、フライト情報見て、現在位置の確認。しかし、大韓航空のフライト情報は地図にこれみよがしに「Dokdo」(独島、竹島のこと)を表示してて気分悪いな。
成田に到着。10日ぶりの母国。ああ、話してる言葉がみんな日本語だ。一瞬、外国語がわかるようになったのかと勘違いするところだった。入国、税関、バゲージと順調に過ぎ、ご飯。私はうどん、奥さんはネギトロ丼。娘はてんぷらとおにぎり。しあわせ。
しかし、まだ家に着くまでが旅。たまプラまでのリムジンバスチケットを買って、列に並んだ(先頭だった)とき、事件が。
「モモちゃんがいない」
娘が今回もって行った多数のぬいぐるみの中で一番のお気に入りである、ピンク色の犬「モモ」がどこにもいない。記憶をさかのぼったり、ビデオや写真を見てみたり、娘の証言を元にすると、どうもインチョンのホテルに忘れてきたよう。飛行機の中は奥さんが聞きに行って、ないのを確認した。バスがもう来てしまったので、乗り込んでから私はiPhoneを駆使。どこにもハイアットのメルアドがないので、FacebookのHyattあてにメッセージをぶち込む。「昨日、仁川のハイアットに泊まったんだけど、ぬいぐるみ忘れてないですか。名前は、部屋番号は、」と入れると、すぐに「コンタクトできる電話番号かメルアドないですか」と返事が。実は携帯のメルアドがうまく受けられない状態だったので、「仁川のホテルのメルアド教えて」と伝えると、すぐに返事がきました。しかし、やはり携帯から発信できず。再び、FBで「このメッセを仁川のスタッフに転送して。今は使えるメルアドがないけど、日本時間で16時には家に着くから、次のメルアドに返事して」と送ると、これまた10分も経たずに「仁川のホテルスタッフに送ったよ。はやく見つかって手元に戻ることを祈ります」。
さすがに一流ホテルは仕事が速い。
以上のことを寝ずに移動中のバスで行い、たまプラ到着。
ビールと牛乳と麦茶を買い込んでタクシーで帰還。
荷解きもほどほどにメルアドチェックするも返答こず、奥さんが直接、ホテルに問い合わせ電話すると、「見つかった」との返事。ホッと一息。どうやって戻すかはリプライメーに書いたからそれを見てね、ということだったのだけど、3時間経ってもこないので、もう一度、携帯ではなくてPCメールから「メールと電話で問い合わせた忘れ物の件だけど、メールくれると言ってたけど、まだこないので、次のメルアドにccで再送してください」と送信(英語)
1時間後、返事。小包で送ってくれるそうです。
はあ、今回の旅はモモちゃんの帰還で幕を閉じることになりそうです。
(おわり)