チャリンコの語源

世の中、毎年のように新しい言葉が生まれていくが、いつのまにか死語となって消えていく。しかし、その中でも定着する新語がある。

自転車のことを「チャリ」「チャリンコ」と呼ぶ。派生語で「原チャリ」「ママチャリ」もあることから、完全に定着し一般名詞化した言葉だと言える。

私がこの言葉を初めて聞いたのはテレビ「熱中時代・刑事編」(1979年)。その中で水谷豊が自転車のことを「ちゃりんこ」と呼んでいたのだ。

子供心に自転車のベルの音から来ているのではないかと思っていたが、調べてみると諸説あることがわかった。

■語源について

1.「ちゃりんこ」はもともと「いたずらっこ」「子供のスリ」などの意味があったが、1960年代に死語化。「ちゃり」には「ふざけた」という意味があり、もみあげのことを「ちゃり毛」と呼んだり、歌舞伎の滑稽な場面を「ちゃり場」と呼んだりする。

2.韓国語で自転車を意味する「チャジョンゴ」から。ネット上では韓国語済州島方言の「チャルンケ」から来ているという説も出ているが、真偽の確認ができない。あるいは両者の混合に、ベルの音をかけて呼んだものなのかも。

■流行について

1969年には大阪で、1970年には東京で使用されていたとのこと。また、メディアに初めてこの言葉が出たのは子供向けドラマ「がんばれ! ロボコン」(1974年~1977年)で、警官役で出演していた由利徹が自転車のことを「チャリンコ」と呼んでいたとのこと。私もこのドラマは見ていたが、なんとなくそんな記憶はある。ただ、鮮烈な印象としては「熱中時代」のほうが大きい。

最初のころは「チャリンコ」と呼ぶと親から「ちゃんと自転車と呼びなさい」と言われたりしたので、あまりいい言葉として大人からは認識されていなかったと思う。

テレビによって東海地方以外の全国に「チャリンコ」は拡散して定着していった。東海地方はもともと自転車のことを「ケッタ」(この言葉も強烈だが)と呼ぶので普及しなかった。大学の同級生に東海地方の人が多く、「ケッタ」「ケッタマシーン」(原チャリのこと)という言葉を最初聞いた時、何のことかわからなかった(笑)


LEGO

義母に買ってもらったLEGOのうち、ルームデコの1つを作ってみました。

パーツの袋は二つ。大き目のものと小さなものなので、空のお菓子の缶に開けました。
ふたのほうに大き目のパーツ、深いほうに小さめのパーツです。
例によって組み立て図は絵のみなので、4歳の娘でもやろうと思えばできるのですが、
パーツ数はそこそこ多いので、まず前提となるパーツを選びだしてあげないといけません。

その上で作らせていきますが、はめるにはある程度力もいるので、軽く押しこんだら、あとは私が最後まで押しこむ、というような方式でやっていきました。

このキットの珍しいのはドラムセットがあること。

そのほかはベッドとサイドテーブル、チェストとその上にあるコンポ。
女の子の部屋らしく花瓶と花もあります。

おばあちゃんの目の前で30分ほど時間をかけて完成しました。

他の人形パーツ(長髪メタラーみたい)を流用して、ハイポーズ。