日曜。

カラリと晴れたので近場まで出かけた。
奥さんが買い物しているあいだ、娘と二人でイトーヨーカドーのフードテラスで休憩。
ソフトクリーム食べさせる。バニラとストロベリーのどちらを選ぶか聞いたら、バニラだって。しぶい。私は宇治緑茶をすする。寒いねえ。

私にはスマホ対応の手袋を買い、トイレトレが完了まじかの娘にはプリキュアのパンツ。
来年の天文年鑑を買って帰宅。

F1最終戦のブラジルGP予選が午後8時からある関係で、録画がなかなか難しい。
結局、「ほこ×たて」2時間SPは録るのをあきらめ見ることに。「シルシルミシル」「ビフォー・アフター」「F1」は録画。
「ほこ×たて」は3本企画だったが、2本めと3本めはあまり興味がなかったので、1つめが終わった段階で娘を風呂に入れ、上がってきたら8時10分過ぎだったので、追いかけで「ビフォー・アフター」。CM飛ばすと追いつくんだよね。9時から「シルシルミシル」の家電特集を見たけど、後半はお菓子の企画だったので見ずに消去、最後にF1を見て10時過ぎには完了。娘を寝かしつけたのと同時に私も沈没……。おやすみなさい。

明日から3週間は普通の日々。


エヴァンゲリオン新劇場版Q

ネタばれを含みます。まだ見ていない人は読まないでください。

前作「破」では使徒に零号機ごと食べられて取りこまれてしまった綾波レイを救い出すために、初号機で使徒のコアに突っ込み、そして助け出した、かに見えたが、そのとき初号機によるサードインパクトが始まろうとする。しかし、それを月から飛来した渚カヲルが操縦するエヴァMark6がロンギヌスの槍を使って阻止……というところで終わった。

Qの副題は「YOU CAN (NOT) REDO)」。いつも思うのだが、この「(NOT)」っていうのはどういう意図なんだろう。ないと「きみはやり直しできる」もNOTがつくと「きみはやり直しできない」。そのどちらもに理解できるストーリーということだろうか。

物語は葛城や赤木が指揮し、アスカやマリが操縦するエヴァ2体による作戦から始まる。
衛星軌道上に存在する、あるいはそこにずっとおいてあったものを地球に帰還させる作戦に介入してその「ブツ」を強奪するというもの。
十字の形状をした立方体の中にはしかし、使徒が潜んでおり、マリは高度不足で撤退、アスカもピンチに遭うが、「なにかが覚醒して」その使徒をせん滅した。

その「ブツ」は初号機であり、碇シンジもいた。
連れてこられたのは潜水艦の艦橋のような場所。そして、聞きなれた葛城や赤木の声。
しかし、彼女たちの声は冷たく、そのほかのスタッフがシンジを見る目には敵意さえある。使徒が来たとの報に「僕は乗らなくていいんですか?」と問うシンジに「あなたはもう何もしなくていい」と言う葛城。

初号機を動力源に使った飛行要塞「ヴンダー」が重力制御に成功して浮上する。シンジはすでにシンクロ率0%となり、エヴァには乗れないという。

状況がよくつかめないシンジに説明が簡単な説明がされた。

きみは14年の間眠っていたのだと。そして、葛城は大佐となり、ネルフと戦う組織ヴィレを率いているという。混乱するシンジ。しかし、そこに零号機によく似たエヴァがやってきてシンジを連れていってしまう。

ネルフ本部に連れてこられたシンジだが、ジオフロントは完全に露出し街は消滅していた。廃墟とがれきだらけの世界の、一部だけが動いている。

そこで渚カヲルと知り合い仲良くなったのだが、綾波レイは自分のことを覚えていない。14年。なにがあったのか知りたいというシンジにカヲルが見せたのは、月まで赤く染まった、壊滅した地球の姿。そして、それが14年前に起こったサード・インパクトのせいであると。

「きみがやったんだ」

「そんなの知らないよ!! ぼくはただ綾波を助けたかっただけだ!!」

混乱したシンジに冬月が告げる。

きみの母親、ユイはエヴァの操縦システムとなっており、綾波レイはユイのクローンであると。

いきなり重い事実をつきつけられ混乱するシンジにカヲルが言う。

「この世界を元に戻す方法が一つだけある」

それはセントラル・ドグマの奥底に封印されたリリスに突き刺さっている2つのヤリを引き抜くこと。2本の槍を抜くためには魂が2ついるため、副座式のエヴァ13号機が建造される。

そして、それを遂行しようとしたとき、アスカやマリが阻止行動に出てきたが、槍を抜いてしまう。すると何かが発動、13号機は大空へ。しかし、そこにヴンダーが突撃。

綾波の乗るMark9も取りついていたが、アスカの2号機が自爆攻撃してせん滅(アスカは事前に脱出)

もともとシンジの首についており、ネルフに来てからカヲルが身代わりにつけていた爆破首輪が作動してカヲルが死亡、シンジのエントリープラグは強制射出され13号機は落下。
どこかに落ちていたシンジはアスカとマリに回収され、ひきずられるように歩きだす。

(終わり)

まずはとにかくびっくり。もう旧作とは関係がない。
14年も経っていること、ネルフから分裂したヴィレを葛城が率いていること。
もう、これだけでよくわからなかった。

葛城の乗艦「ヴンダー」は鳥の羽根のような主翼とらせん構造の下部筺体、大きなパラボナアンテナが3つと主砲が4門ついている上部筺体からなる。

ガッチャマンの「ゴッドフェニックス」とイノセンスに出てくる鳥型飛行機に、ガンダムのジュピトリスのようなガサガサ感のある妙なマシン。
動力はS2機関を持った初号機を流用し、重力制御を使って飛行。機体下部に丸い輪が二つ出現するが、これはFinalFantasy8に出てくるガーデンとよく似ている。

出演人物は14年ぶん歳を取っていたが、マリ、カヲル、アスカは14年前のまま。それを問われたアスカは「エヴァの呪縛」と言う。

とにかくあまりに変わり過ぎて話がどう収束するのかよくわからなくなった。

次回は完結するはず。これまでは「?」とか「Final」とか表記されていたが、予告編として書かれたのは「シン・エヴァンゲリヲン劇場版○」
○の中は音楽で「リピート」を現す記号。

おいおい、また最初から? 
もしかして延々と巡るストーリーに作り替えるのだろうか。