朝のお話。

奥さんのお仕事がヘビーで(主に環境が)かなり弱っているため、先週から朝は私が娘を保育園に送っていってます。

一昨日は「どうして恐竜はいなくなったの?」のお話。

「隕石よりも大きな小惑星が地球に落ちてきて、大爆発が起きて、草や木が全部燃えてしまった。舞い上がった土やほこりが太陽をさえぎってとても寒くなってしまった」

「恐竜は気温が高いと体温も高くなる「へんおんどうぶつ」だから、寒くなると体温も下がって動けなくなり死んでしまう」

「そして草や木を食べる恐竜がまず死んでしまい、肉を食べる恐竜が次に死んでしまった」

と、まあ定説のお話をしたのですが、これだけでも鋭い質問が飛んできます。

Question 1

「どうして星が落ちてきたの?」

この説明は太陽系の成り立ちから説明する必要があります。娘は事典の「宇宙」を読んでいたりするので、太陽系のなりたちはある程度理解していました。太陽の周りにたくさんの岩の塊がたくさん浮いていて、それがぶつかってくっついてどんどん大きくなって、地球や月のような星が出来たと。

「実は小さな星は今でも降ってきているんだけど、何億年に一度、ほんのたまに、大きな星が落ちてきたりするの。でも、今は大きな望遠鏡で監視してるので、事前に落ちてくるのはわかるようになっているよ」

Question 2

「空にあがったほこりはどうやってきれいになったの?」

「小さいほこりでも重さがあるからだんだん地面に落ちてくるよ。雨で雨水にくっついて落ちてきたりもする。長い時間をかけて空のほこりはきれいになったよ。そうしたら、また、元のように太陽の光が差し込んできたので、地球は暖かくなったよ」

Question 3

「どうして人間は助かったの?」

「その頃人間はいなかったの。人間になる大元のご先祖様はネズミみたいな生き物だった。でも、その生き物は恐竜と違って、寒くても自分の体温は同じに出来る「こうおんどうぶつ」だったから、寒い地球でも生きられた。そして、暖かくなると食べ物が増え、生きていける場所も多くなったのでたくさんの種類が出来て、その中から人間が生まれたんだよ」

朝からけっこうヘビーです。知識総動員です。

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昨日は「太陽系の星を英語で言うと?」でした。

水星は「マーキュリー」。金星は「ビーナス」。地球は「アース」。火星は「マーズ」。木星は「ジュピター」。土星は「サターン」。天王星は「ウラヌス」。海王星は「ネプチューン」そして、冥王星は……

「冥王星は知ってる!! プルート!」

何故かわからないのですが、娘は太陽系の惑星で冥王星が大好きなのです。
マイナー趣味の両親の傾向が遺伝したんでしょうか。
ちなみに私も好き。なんせ、未だに探査機が到達していない未知の星です。
確か、来年到達予定でNASAの探査機が飛んでるはず。

「プルートって、ミッキーのプルートと同じ?」

「そうだよ」

実際の話、ミッキーマウスに出てくるプルートは、1930年に発見された冥王星(Pluto)に由来しています。

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そして、今朝の話。

「今日は何の話をする?」

そしたら娘は……。

「人間はどうして生きているの?」

娘よ、それはパパも教えてほしい……。

「それは誰にもわからないの。昔からたくさんの人がそのことについて考えていて、そのことについての勉強は”てつがく”というよ」

とりあえず、ネタ的に話が深まりそうにないので、夏のプールの話に切り替えました(笑)