石造りの街を歩いている。
地面だと思っていたのは建物の屋上、いや人工地盤なのかもしれない。
歩いていると、八角形の穴があいている。
覗き込むと、30メートルほど下に本来の地面が見えており、池になっていた。
穴の周囲にはもちろん石造りの柵が作られているが、一辺から一辺へ飛び移ることで勇気を示すような、度胸試しが行われており、それを見たさにたくさんの人が集っていた。
歩いていてさしかかると大きな歓声。一人、成功したようだ。
しかし、その次の男は失敗し、悲鳴と落胆の声。
覗き込むと底の池に倒れている男の姿が見えた。
そこで目が覚めた。
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朝起きたら、左肩から腕が軽くしびれている。
肩のつけねから先がすべて。
先日から動きも悪いし、医者にいくべきだろうか。
EPISODE 4 野良犬たちの午後
特車2課の生命線であるコンビニ。そこに買い出しに言った泉野がテロリストに監禁されてしまう。戻ってこないので様子を見に行った塩原なども次々につかまってしまう。
4人めに出たカーシャが事態を把握して隊長に報告。レイバーを出動させる。
そのころ、テロリスト二人はC4コンポジット爆弾に米軍の制式重機関銃などを据え付け始める。軍事オタクの塩原は嬉々として解説を始め、テロリストを呆れさせる。
隊長は大田原に命じて2号機を遠隔操作で動かしはじめる。背中に電源とリモコンケーブルを接続して動くレイバーはまるでエヴァンゲリオンそのものだった(笑)(たぶん、意図的にそうさせていると思う)
最後はカーシャが突入し、見事な白兵戦を展開、これを制圧する。
その最中、銃弾が飛び交う店内では焼きそばUFOが銃弾でハチの巣になっていくが、それをCGでバカらしく解説。カウンター内に避難した人質たちには、兆弾ではねる、熱いおでんの具が雨のように降り注ぐ。
EPISODE 5 大怪獣現る 前篇
昭和30年代から40年代にかけて手軽なレジャー地兼、社員の慰安旅行先のメッカとなっていた熱海は、産業育成を怠り、完全に斜陽化していた。
その上、最近は漁獲高の急減。その理由を生物学者の七海に委託していた市長。調査の結果、先日来のサーファー失踪事件も鑑みて、熱海の海には「何かがいる」と推定していた。
ちょうど慰安旅行でこの地を訪れていた特車2課の面々。七海は後藤田隊長の大学の後輩で、その事情を聞く。その夜、隊員達は熱海湾に浮上する「怪物」を見た。
東京からレイバーを呼び寄せ、警戒する特車2課。
それを目的に集まってくる観光客。
しめしめとほくそえむ市長。
いったいどんな生物なのか推定する隊員達。
セリフ中の「ガメラ」は「ガ(ピー)ラ」、「ゴジラ」は「ゴ(ピー)ラ」とピー音で全部処理され、あまりのばからしさに笑ってしまう。
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こまかくくすくす笑えるところが多かったけれど、「なぜこんなに間を空けるの?」と不思議に思うシーンもあった。
パトレイバーはアニメ版だと、止めの絵で間を空けることも多かったのだが、実写だとその意図がよくわからなくなってしまう場合もあるのだと実感。
今回はEPISODE 4のカーシャの白兵シーンがとにかく見事。銃撃戦から白兵への滑らかな移行は迫力満点、まったく飽きなかった。