郷土史を調べる(1)
先日、帰省したときに10歳まで住んでいたあたりに行ってみたら、案の定、様相はガラリと変わっていました。
以前の建物はほとんどない、と言っていいくらいです。
ただ、道だけがそのままでした。
このあたりの郷土史は、農協が創立記念で出版したものが30年くらい前にもその10年後に続編が出ています。最初に出たものはリアルタイムで入手していたのですが、10年後はすでに上京していたため、出版されていること自体知りませんでした。
一昨年にそのことを知ったのですが、入手方法がわからずあきらめていたのです。
ところが、先週、ふと検索してみると地元の古書店で売りに出ているのを発見。
至急購入しました。
届いたのを見てみると、古書ではなく新品でした。
赤い星印が10歳までの実家があったところ。今は跡形もなくなくなっています。
赤い丸で囲った「長瀬東小学校」が10歳まで通っていた学校。
大きく青で囲った範囲は10歳当時の、私の最大行動範囲でした。
左下を斜めに通っている府道は交通量が多く、校区の境ともなっていたので、10歳当時にしたら国境と同じでした。それと同じくらい近鉄線の線路も境となっていましたが、こちらは踏切さえ越えれば安全なので、行ってましたね。頻度はそれほど多くなかったですが。
駅の近くには郵便局や銀行、スーパー、商店街があるのでしょっちゅう行ってましたが。
さて、地図を見てもわかると思いますが、このあたりは道がぐにゃぐにゃです。
区画整理がされていません。
それと、平地が多い河内平野にしては坂があるのです。
駅近くへ行くと2メートルくらい高い。
緑の丸で囲ったあたりは不自然に道がカーブしていたりして、おさな心に「変な道」と思っていました。
思い立って、調べてみることにしました。(つづく)