ファーストデートについての一考察。

現在、リメイク版の「ゴーストバスターズ」が封切られている。初代の「ゴーストバスターズ」は珍しく劇場で見たな、誰と見たんだろうというところからこの話は始まる。

1984年9月から1985年3月までの半年間、ふだんはほとんど映画を見ない私がたくさん映画を見た期間である。この期間、推薦入学の枠に入ることが確定して実質上入試は終わり、京都で一人暮らしすることが確定した私が、おもにバイトのツテで女の子とデートの練習をしていたから、が映画鑑賞が増えた理由だ。
今より娯楽が少なく、デート=とりあえず映画、という方程式がまだまだ成り立っていた。

妹からもらったチケットで、バイトの後輩を誘ったのが初めてのデートだった。薬師丸ひろ子主演の「メインテーマ」と、原田知世主演の「天国に一番近い島」の二本建てだった。デートで2本建ては不適切だと思ったので間違いない。場所は大阪ミナミの南街会館。今はもう取り壊されている。

日付は9月17日月曜日だ。なぜ平日かというと、前日が体育祭だったので振替休日だったのだ。

今回、この半年の間に見た映画の封切日を調べてみた。すると。

メインテーマ 1984年7月14日
天国に一番近い島 1984年12月15日

え?

おかしい。
メインテーマが夏前に公開されているのはいいとして、私は間違いなく、9/17に「天国に一番近い島」を見ている。でも、封切は12/15だって?

あるいは、この封切は「一般公開」のことで、先行公開であるロードショー公開は9月からやっていたということなんだろうか。それにしても角川映画といってもメインどころを2本建てでやっていた南街会館は、ちょっと特殊な劇場だったのだろうか。


プリンの戦い。

私はプリンが好きだ。
子供のころ、めったに食べられなかった。プッチンプリンが出始めたくらいで、安く食べようと思ったら、プリンミックスに牛乳を加えて加熱してから型に入れて冷やす、という調理をしなければ食べられなかった。

柔らかく、甘く、冷たい食感は私の心を幸せな気持ちにさせた。

一人暮らしになってから3連のプッチンプリンやその類似商品を購入して食べるようになった。

そして、今。
基本的に娘と自分のおやつのために購入しているのだが、奥さんが難色を示すのだ。
いわく、「プリンはそんなにしょっちゅう食べるものではない」。

ガッデム!!

私は食べたいのだ。これは幼いころの欲望を満たす行為なのである。
誰が何といっても食べる。
江戸の敵を長崎で討つのである(使い方間違い

そんなわけで今日も買って帰ろう。