衆院選展望。
注目の第3極勢力自体が3つに割れている。
石原太陽の党と橋下維新が合体。これはいうなれば右派。
もう一つは第3極の老舗、みんなの党。
最後は民主から別れてきた脱原発・反TPP関係で「みどりの風」と「亀井・山田」党あたり。減税日本や小沢の「生活」と一緒になるかもしれん。
選挙まで3週間、組み合わせが目まぐるしく変わる。でも、このままだと第3極は極とはなれないだろう。
橋下は合併や連合のため政策をころころ変更していく。これではダメだ。大阪の地域政党ならまだなんとかなるかもしれないが、国政政党では日和見と呼ばれてもしかたがない。
みんなの党は老舗のプライドから合流を断った。石原と一緒になった橋下とは組めないと判断したんだろう。消費税増税についての政策が違うということもある。
最後は脱原発・反TPP関係。有象無象状態だが、小沢一郎の悪知恵次第では化ける可能性もある。実際、国民レベルで即時「脱原発」が可能と考えている国民がどのくらいいるのか、ピンとこない。
民主は「3年半にやったこと」を問われると負けるのが確定なので、必死に争点ずらしをしている。最初は「世襲反対」とか言ってたが、元党首の鳩山が3世代世襲政治家なわけで、「そこしかつっこめるところがないのか」と自民党に言われる始末。それでもまだ、1割も支持がいるというのが不思議。組合って怖いねえ。
とはいえ、安部自民もちょっとやりすぎ。国防軍とかわざわざ改称しなくてもいいじゃんね。それより前回選挙では「保育園・幼稚園代を無料にする」とか公約を出してた記憶があるんだけど、今回はどうなのかね。
この時期になると文春やポストが「当落予測」っていう記事を必ずやるんだけど、これまで買ったことがなかった。今回は買ってしまいそうだ。
我が神奈川8区は自民党の市会上がりの福田(郵政のときに比例復活で1期)、みんなの党幹事長の江田、民主から離党した山崎は撤退したが、民主は県議を擁立。まあ、実際は自民とみんなの一騎打ちになるだろうが、やはり江田は強いもんなあ。