朝、娘の体温は平熱に戻りました。
しかし、生まれてはじめてのことが……!
おねしょしたのです。
発熱のために麦茶を飲ませたこと。
ずっと眠り続けたこと。
そのために、おしっこにいくタイミングを突破してしまったようです。
さて、この日は義母宅に来客があり、眠る場所もないので、せっかく北海道に来たことだしと、近場の観光ホテルへ移動することになっていました。
それまでは、お絵かきなどで遊びましたが、この日は文字通り降っては晴れるという繰り返し。降る時はものすごい豪雨です。
それでも15時前にタクシーで移動。ホテルに到着。
客の気配がない(笑)感じでしたが、予約時はほぼ満室だったそうです。
冬は隣接しているスキー場でいっぱいになるようですが意外。
ホテル内のレストランは事前予約していないとダメだそうで、娘のリクエストもあり少し離れたところにある温泉施設のレストランへ。かなり下へ下るのでタクシーでの往復になってしまいます。
食事のあとは戻って、お風呂へ。
残念ながら天然温泉ではなく、水道水をわかした薬湯です。
もともと、炭鉱地帯だつたこのあたりの労働者向けに作られた施設だった名残。
お風呂はいいお湯でした。
そして20時半にはお布団へ。体温は再び上昇、39度に。
2日めは朝食のあとお墓参りです。
バスに乗って10分の市営墓地でした。
私の実家は、本家のお墓はありますが、父が次男で、その後誰も死んでないため(笑)、お墓の土地は確保してあるもののなんにもない状態になっています。つまり、お盆で墓参っていうことをほとんどしたことがないのです。
お水を汲んで、墓石を磨いて、という行為にちょっとだけ憧れをいだいてました。
奥さんの実家のお墓は別の親戚が訪れていたようで、すでに綺麗になり、新しい花が飾られていましたが、もう一度墓石を磨き、お花を追加してお供えを安置。
小さな町のため、あちこちで「久しぶりだねえ」と声がかかります。
お寺から呼んだタクシーに乗って、隣町の生協で買い物。
私は別行動。というのもこの1週間のロト6とロト7を買っていないのです。
iPhoneで調べてみると生協から歩いて5分ほどの場所に売り場があるということがわかったので行ってみたのですが、それらしき場所がありません。
さらに調べてみると、それは北海道銀行のATMで、ATMで宝くじが買えるようになっているとのこと。ところがその支店が移転しており、現在地を調べてみると、これが結構離れた場所。しかし、私は歩いていきました。北海道の地方都市なので、いくらJR駅前といっても開いている店はまばら。このあたりは石炭産業で栄えたところなのですが、その名残だけが残っていました。
やっと到着はしましたが、日曜なので開いておらずとぼとぼと生協へ戻ります。
生協の一画は買ったものを食べられるようになっており、そこで私以外の3人はお寿司、私はカレーパンとクリームパン。
このころから、娘が「寒い」と言いだしたので嫌な予感。
義母宅に戻り、体温を測ると発熱していましたが、本人はいたって元気なので遊ばせていました。
夕飯はしゃぶしゃぶ。奥さんと義母はラムしゃぶも。私も少しいただきましたが、やはり少し匂いというか、味のくせが気になりますねえ……。
腹いっぱい食べたのですが、娘は少し食べただけ。ちょっと疲れてきたようなので、応急でQooで栄養補給。そのあと、「寒い」と言って寝てしまいました。
義母には「たいしたことない」と言いましたが、夜中に最高40.4度。義母には「39度ちょっと」と嘘をついてましたが、それでも「かわいそうに」と涙ぐみ、亡くなった義父にお願いするとお仏壇でお祈り。
こちらは発熱体験が豊富なので、比較的冷静ではありますが、さすがに大台突破すると焦りますが、こんなことも見越してかかりつけで薬をもらってきていたため、それを飲ませています。
基本、せき込みもせずぐっすり寝ていたのですが、たまに起きて体温計測して……というふうにしていたので、奥さんはけっこうつらかったようです。
私もまあ、朝方体温測ったり。
そして、朝、体温は平熱に戻っていました。